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JPモルガン、住宅ローン基準を一部緩和-米住宅価格の改善続く中で

  • 低金利と「おおむね底堅い景気」が借り換えと住宅購入を後押し
  • われわれは守りより攻めの姿勢にある-消費者向け金融部門CEO

JPモルガン・チェースは全米で住宅価格が上昇する中で住宅ローンに「攻め」の姿勢になりつつある。消費者向け金融部門の最高経営責任者(CEO)、マリアン・レーク氏が9日、投資家向けオンライン会議で語った。

  レーク氏は「とりわけ住宅ローンについては、住宅価格に引き続き改善が見られることを受け、当行は制約の一部を見直している」と説明し、詳細には言及せずに「幾つかの基準を緩和した」と語った。

JPMorgan Chase Chief Financial Officer Marianne Lake Interview

マリアン・レーク氏

撮影:ジン・リー/ブルームバーグ

  低金利と「おおむね底堅い景気」を背景に、借り換えの動きが急増し、住宅の購入市場も活況となりつつあると指摘。また、持ち家比率は35-44歳の顧客層を中心に昨年を上回っていると説明。その多くは、新型コロナウイルス感染拡大の中で、密集度の高い都市中心部から移動している可能性があるという。

  レーク氏は「過去10年間が業界の住宅ローン事業にとって非常に困難な時期であったのは間違いなく、当行も例外ではなかった。そうした時期はほぼ過ぎ去りつつある。われわれは守りより攻めの姿勢にあると思う」と話した。

  その上でレーク氏は、世界的に新型コロナの感染件数が増加し景気回復の道筋に疑問が生じる中で、JPモルガンは状況を注視していると述べた。同行幹部らは、比較的若い世代がコロナ禍で在宅勤務により適した住環境の獲得に向け、高密度の都心からの流出を促される傾向が続くかどうか見極めていく考えだ。

原題:JPMorgan Relaxes Mortgage Curbs With U.S. Housing Prices on Rise(抜粋)

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