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新型コロナ時代で最大級の株式ローテーション-ワクチン有望で

今回の株式強気相場で人気の高かったクオンツ戦略の1つであるモメンタム投資が9日、新型コロナウイルスの時代に入って以来、最大級のローテーションに見舞われた。

  米ファイザーの新型コロナウイルスワクチン候補の有望な試験結果を受け、モメンタム投資の指標は4%安と、記録のある2000年以降で最大の下落。

  投資家は新型コロナ危機の中で保持していたディフェンシブ姿勢を巻き戻し、全面的なリスクオンモードとなりつつある。

  モメンタム投資ではこのところ、景気循環の影響を受けにくい銘柄が選好されていた。ストラテジストらによれば伸びきったモメンタム取引にはローテーションの素地ができていたが、ワクチン開発進展のニュースがそれに弾みを付けた形だ。

  ノムラ・セキュリティーズ・インターナショナルのストラテジスト、チャーリー・マケリゴット氏はリポートで、「安定成長銘柄をロングにし循環株をショートするモメンタム取引は大変動に見舞われる公算が大きく、この『経済再開』見通しに向けて少なくとも戦術的な巻き戻しがあるだろう」と指摘した。

  ファイザーのニュースの前に既に、サンフォード・C・バーンスタインのストラテジストはモメンタムファクターのバリュエーション急上昇について警告していた。

The momentum strategy was crushed on the vaccine news
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原題:Momentum Trade Plunges the Most on Record in Rotation Frenzy(抜粋)

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