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コロナ禍で不人気だったバリュー株急伸-ワクチン巡るニュースで好転

9日の米株式市場でバリュー株は急伸。新型コロナウイルスのワクチン開発競争で飛躍的進歩の可能性が示されたことで、世界的なリスク資産の値上がりに拍車が掛かった。

  ラッセル1000バリュー株指数は4.1%高。米ファイザーがドイツのビオンテックと開発しているワクチン候補が大規模な治験で90%を超える確率で感染を防いだことが示された。ペロトンやネットフリックス、ズームなど「巣ごもり銘柄」が急落する中にあって、バリュー株指数はハイテク株中心のナスダック100指数のパフォーマンスを大幅に上回った。

  新型コロナに伴う世界的なロックダウン(都市封鎖)で打撃を受けていたバリュー株の命運が逆転している可能性がある。コロナ禍では超大型ハイテク銘柄が選好され、投資家は米アマゾン・ドット・コムやアップルなどが新型コロナのパンデミック(世界的大流行)を乗り切るために最も有利な態勢にあると見込んでいた。

  しかし、効果的なワクチンが開発される可能性は、株式市場のリーダーシップ銘柄のローテーションに必要な起爆剤となるかもしれない。

  ブリン・モー・トラストのジェフ・ミルズ最高投資責任者(CIO)は「今回のワクチンを巡るニュースを織り込めば、グロース株・ハイテク株からバリュー株・景気循環株へのリーダーシップ銘柄のローテーションが見られ始めると思う」と指摘した。

Value stocks outperform tech by the most since 2008

原題:Ridiculed Value-Stock Bets Look Brilliant on Vaccine News (2)(抜粋)

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