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菅首相、追加経済対策と3次補正を指示-15カ月予算で切れ目なく

更新日時
  • コロナ拡大防止、経済構造の転換実現、防災・国土強靱化推進が柱
  • 3次補正の規模「これから議論」、緊急経費は予備費で対応-加藤氏

菅義偉首相は10日の閣議で、新型コロナウイルス感染症に伴う追加経済対策の策定と2020年度第3次補正予算案の編成を指示した。加藤勝信官房長官が同日の記者会見で発表した。

  加藤氏は追加経済対策について、コロナ拡大防止策、ポストコロナに向けた経済構造の転換・好循環実現、防災・減災・国土強靱(きょうじん)化推進を3本柱に策定するよう、菅首相から指示があったと説明した。

  第3次補正予算の規模は「これから議論して決まってくる」とし、コロナ対策で緊急に必要となる経費に関しては7.3兆円の残高がある予備費での対応も可能との見方を示した。

  麻生太郎財務相は閣議後の記者会見で、今年度第3次補正と来年度当初予算を一体化した15カ月予算の考え方で編成するとともに、歳出改革を継続し、メリハリも付けるよう指示を受けたと語った。

Japan's New Prime Minister Yoshihide Suga News Conference

菅義偉首相

Photographer: Carl Court/Getty Images/Bloomberg

  麻生氏は、自動車業界を代表に日本経済の民需の回復度合いは大きいとし、予算編成に当たっては「それを計算に入れた上で民需主導の回復をやっていかねばならない」との考えを示した。

  報道によると、自民党の下村博文政調会長は、規模は「10兆-15兆円が望ましい」との見方を示している。世耕弘成参院幹事長は30兆円規模が必要と説明した。

(4-5段落目に麻生財務相のコメントを追加して更新しました)
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