コンテンツにスキップする

米共和・民主上院トップ、経済対策規模で対立-行き詰まり越年も

更新日時
  • 議会は限定的な経済対策法案を年内に可決させるべきだとマコネル氏
  • 共和党側は「全く不十分な解決策を提案している」とシューマー氏

米共和、民主両党の上院トップが9日、追加経済対策の規模を巡り再び対立し、大統領・議会選後に招集される連邦議会での早期合意の期待が後退した。

  共和党のマコネル上院院内総務は9日、米国の失業率が低下し、ファイザーなどが開発中の新型コロナウイルスワクチンの治験で9割を超える感染予防効果が確認される状況を受け、議会は限定的な経済対策法案を年内に可決させるべきだと語った。

  マコネル氏の発言は、民主党が求めるより大規模な経済対策に上院共和党が引き続き反対姿勢であることを示し、協議の行き詰まりが越年する危険もある。

  これに対し、民主党のシューマー上院院内総務は、共和党側が「全く不十分な解決策を提案している」と批判した。

  マコネル氏は上院の議場で、最近のニュースについて「かなり良くなった」と歓迎し、「民主党の同僚らがオール・オア・ナッシング(全てかゼロか)の妨害をやめ、われわれに必要な対象を絞ったパンデミック救済策を前進させることを望む」と述べた。

  グラント・ソーントンのチーフエコノミスト、ダイアン・スウォンク氏は、ワクチンの十分な供給にはまして時間がかかると指摘。追加経済対策の議会通過が遅れれば、長期の失業状態に置かれる人々が増え、小規模企業が倒産し、教育の機会が断念または先送りされることに伴い、米経済の成長力が損なわれるリスクがあると分析した。

原題:McConnell Calls for Smaller Stimulus After Pfizer Vaccine DataMcConnell, Schumer Face Off on Stimulus as Senate Convenes (1)(抜粋)

(早期合意の期待後退との見方を追加して更新します)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE