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ブレイナード氏、次期財務長官指名なら対中姿勢で議会が追及も

更新日時
  • ブレイナードFRB理事、バイデン次期政権で財務長官の最有力候補
  • オバマ前政権の財務次官時代に中国の為替操作国認定求めた-元同僚

バイデン次期米政権で財務長官の最有力候補に浮上しているブレイナード連邦準備制度理事会(FRB)理事が実際に指名されれば、オバマ前政権下での中国に対するハト派的なコメントについて議会で厳しい質問に直面する可能性がある。ただ、事情に詳しい複数の関係者によれば、ブレイナード氏は非公式には中国に対してより厳しいアプローチを取っていたという。

Fed's Brainard

ブレイナードFRB理事

  ブレイナード氏の過去の発言は中国政府に対して弱腰と受け止められるリスクがあり、貿易不均衡の拡大やトランプ大統領の対中強硬姿勢で一段と敵対的になりつつある政治情勢では弱点となる恐れがある。

  長官指名承認採決を行う上院では貿易や人権、軍備拡張主義などの問題で中国に対し共和、民主両党議員とも強硬なスタンスを支持してきている。

  元同僚によると、ブレイナード氏はオバマ前政権の財務次官(国際問題担当)時代に中国を為替操作国に認定するため水面下で動いたが、当時のガイトナー財務長官が最終的にブレイナード氏の助言を退けた。ブレイナード氏も公には政権の判断を支持したという。

  ブレイナード氏は財務省在籍中、オバマ政権が米国の対中輸出に関し「必要以上に騒ぎ立てる」ことなく「重要な前進」を成し遂げたと自負しており、トランプ政権と中国との間の関税合戦とは対照的な見解を示していた。

  ブレイナード氏とガイトナー氏は広報担当を通じ、コメントを控えた。

  バイデン氏のチームは、財務長官候補としてこのほかファーガソン元FRB副議長や、アトランタ連銀のボスティック総裁も検討していると伝えられている。

原題:Brainard Faces China Questions If Biden Picks Her for Treasury (抜粋)

(関係者の話などを追加して更新します)
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