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手持ち資金は投資に回すべき時、シティが主張-市場に確実さ戻る

  • 次期大統領や経済対策、コロナワクチンが経済の新たな幕開けを左右
  • 「全面的なエクスポージャー維持する時期だ」-幹部ストラテジスト

米大統領選で民主党候補のジョー・バイデン前副大統領が勝利宣言し、市場では確実性がさらに回復したとして、米シティグループのプライベートバンキング部門は手持ち資金を投資に回すよう投資家に助言した。

  シティのプライベートバンク部門、デビッド・ベイリン最高投資責任者(CIO)と同行チーフ投資ストラテジストのスティーブン・ウィーティング氏は8日発表したリポートで、「次期大統領は誰なのか、新型コロナウイルス感染拡大の終息はもうすぐなのか、十分な追加景気対策がとりあえず成立するのか、この3点について明らかになることが2021年の新たな経済サイクルの幕開けを明るくする」と指摘した。

  バイデン氏の勝利宣言に伴い、投資家はこの先見込まれる景気対策の規模に注目している。大統領選挙と同時に行われた米議会選挙の結果、上院と下院を異なる政党が支配するねじれ議会が発生する可能性があり、そうなれば比較的小規模な景気対策で落ち着く公算が大きい。また、新型コロナの感染が世界の主要都市で再拡大しており、投資家はワクチンの開発や経済回復のペースを注視している。

Benchmark flirts with record high after U.S. election results

  ワクチン開発が成功すれば、経済的な効果が表れ始める以前から市場は新型コロナを「人類に対する恒久的な障害」と見なすことをやめるだろうと、シティは指摘。ベイリン、ウィーティング両氏は「従って投資家は、市場への全面的なエクスポージャーを維持するべき時期だろう」と述べ、新型コロナの解決策は米国での政治的な変化よりもはるかに経済にとって重要だと加えた。

原題:Citi Says Return to Certainty Spells Time to Put Cash to Work(抜粋)

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