コンテンツにスキップする

ドル・円は小幅反発、バイデン米大統領候補の勝利宣言を受け揺り戻し

更新日時

東京外国為替市場のドル・円相場は小幅反発。バイデン氏の米大統領選勝利宣言を受けて、先週後半にかけてのドル売り・円買いの戻しやクロス円(ドル以外の通貨の対円相場)の上昇が相場を支えた。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時54分現在、前週末比0.2%高の1ドル=103円54銭。ここまでの取引では103円19銭を安値に一時103円56銭まで上昇
    • 前週末6日の海外時間では一時103円18銭まで下落
  • オーストラリアドル・円相場は0.6%高の1豪ドル=75円44銭
  • ニュージーランドドル・円相場は0.7%高の1NZドル=70円48銭

市場関係者の見方

上田ハーロー外貨証拠金事業執行担当役員の山内俊哉氏

  • バイデン候補の勝利宣言を受けて、いったんは節目が付いたということで、ドル・円は先週までのドル売りの揺り戻し
  • 待機資金が商品市況やさらに資源国通貨に向かっており、こうした通貨のクロス円も強いことが支えに
  • 大統領選はいったん節目はついたが、目先的に動きそうなものがない。今週は次に何が米国で起きるのかの見極めとなりそう

CIBC証券金融商品部の春木康部長

  • ドル・円は先週末に104円を回復できずセンチメントが下向きのままであることや日本の投資家の買いがあまり強く出てないことが下値リスクにつながっている
  • センチメントとしては103円割れを試さないと終われない感じはするが、RSIが売られ過ぎ域に入っているなど、ここからのドルの下値は慎重になるべきだろう
  • 先週、菅首相が為替の安定について触れるなど警戒発言をしたことを海外勢も気にしている
ドル・円、103円割れ回避し揺り戻し

背景

  • 米大統領選で勝利宣言した民主党のバイデン氏は、政権移行に向けた作業を開始
    • トランプ大統領は法廷闘争の構えを示しており、これまでのところ負けを認めていない
  • アジア時間週明け9日午前の取引で世界の株式相場は上昇、過去最高値をうかがう勢い
  • 財務省幹部は9日、米大統領選を受けて為替相場が円高に振れていることについて、為替の安定は重要とした上で、緊張感持って動向を注視すると述べた
  • 9日の日経平均株価は前週末比514円高で取引を終了
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE