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ブラックロック、米ねじれ継続でインフレ期待後退を予想-成長株選好

  • 財政出動は短期的に「あり得そうだ」が控えめな水準を予測
  • 短期的に「低金利と利回り追求、成長株」中心の市場環境に回帰か

 

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3日投票の米選挙の結果、大統領の所属政党と、上下両院あるいは上下院の一方の多数派が異なる「分割政府」となった場合、財政刺激策の規模は抑えられ、インフレ期待の後退で債券利回りの上昇余地が限定的なものとなり、リスク資産は勢いづくと、ブラックロック・インベストメント・インスティチュートは分析している。

  7日公表のリポートによると、ある程度の財政出動は短期的に「あり得そうだ」が、民主党が上下両院を制した場合に比べると規模と範囲は控えめな水準になる見通しだ。

  大統領選は民主党のジョー・バイデン氏が当選を確実にし、同党が下院過半数を維持したが、上院でも過半数を獲得できる公算は小さくなった。分割政府の見通しで利回りは低下しており、こうした状況はクレジットや成長企業にとっては追い風だとブラックロックは指摘。短期的には「低金利と利回り追求、成長株」中心の市場環境に回帰する方向だという。

The 10-year U.S. Treasury yield has been volatile amid the election

  ブラックロックはバイデン次期政権とねじれ議会の組み合わせで質の高い大型株のほかテクノロジーとヘルスケア銘柄が好調に推移すると予想。新興国市場、特に日本を除くアジアの資産も貿易を巡るセンチメント改善で好影響を受けそうだと指摘した。

原題:
BlackRock Likes Growth Stocks on Divided U.S. Government (1)(抜粋)

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