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債券は小幅高、日銀オペやあすの30年入札期待で買い-米政策を見極め

更新日時

債券相場は小幅高。前週末の米長期金利の上昇や米大統領選挙でバイデン候補が勝利宣言をしたことを受けてリスク選好の売りが先行したが、その後は日本銀行が実施した買い入れオペが支えとなり、次第に買いが優勢になった。あすの30年債入札で一定の需要が期待できるとの見方から先回り的な買いが入ったとの指摘も聞かれた。

  • 長期国債先物12月物の終値は前週末比1銭高の152円18銭。売りが先行して16銭安の152円1銭で寄り付いたが、その後は徐々に下げ幅を縮小し、取引終了にかけて上昇に転じた
  • 新発10年債利回りは横ばいの0.015%。一時1ベーシスポイント(bp)高い0.025%に上昇
先物中心限月の日中推移

市場関係者の見方

パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長

  • 前週末の米金利上昇を受けて円債は売られて始まったが、日銀オペの結果が出たのを受けて午後は買いが優勢
  • あすに30年債入札を控え、足元の金利上昇がいい調整になった面もあり、先回り買いが入った感ある
  • 米大統領選挙でバイデン氏勝利でも、まだ政策内容や次期財務長官人事を見極める必要

日銀オペ

  • 対象は残存期間1年以下、5年超10年以下、10年超25年以下
  • 1年以下の買い入れ額は月間回数の減少に伴い1500億円に増額、その他のゾーンは前回から据え置き
  • 応札倍率は残存5年超10年以下と10年超25年以下がそれぞれ前回から低下。売り圧力の弱まりが示された
  • SBI証券の道家映二チーフ債券ストラテジスト
    • 5-10年と10ー25年の応札倍率が低下したが、入札を前に慎重になっている感ある
  • 備考:過去の日銀オペの結果一覧

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.150%-0.120%0.150%0.385%0.625%0.660%
前週末比横ばい横ばい横ばい-0.5bp横ばい横ばい
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