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英首相と欧州委員長が電話協議、交渉継続もなお深い溝

  • 英・EU通商交渉、来週ロンドンで再開へ-最後のチャンスか
  • 公平な競争条件と漁業権でなお大きな相違-フォンデアライエン氏

英国と欧州連合(EU)の通商交渉を巡り、ジョンソン英首相と欧州委員会のフォンデアライエン委員長が7日に電話会議を行い、合意を目指した今後の道筋を話し合ったが、合意成立のためには依然として埋めなければならない大きな隔たりがあるとの認識を双方が示した。

  ジョンソン首相とフォンデアライエン委員長は、この先の通商交渉をEU側の責任者、バルニエ首席交渉官と英国側の責任者であるデービッド・フロスト氏に委ねる。

  フォンデアライエン氏はツイッターへの投稿で、「一定の進展はあったが、特に公平な競争条件と漁業権について大きな相違が依然として残っている」と述べ、「われわれのチームは来週も引き続き真剣に取り組む。今後数日内は緊密に連絡を取り合っていく」と続けた。

  英国のEU離脱移行期間は12月31日で終了する。それまでに英国とEUの議会で通商合意を批准するためには今月15日が交渉をまとめる最終期限だと、双方がこれまで示唆してきた。

  英首相府は声明で「ここ最近の協議で一定の進展はあったものの、いわゆる公平な競争条件と漁業権を含む複数の分野で著しい相違がなお残っていると、首相が言明した」と記し、ジョンソン、フォンデアライエン両氏は「交渉チームが来週9日からロンドンで協議を再開し、合意に向けて一層の努力を重ねていくことで合意した」と説明した。

原題:Brexit Talks Continue But Johnson and EU Warn of Big Differences(抜粋)

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