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11月6日の海外株式・債券・為替・商品市場

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎米国市況:S&P500種ほぼ変わらず、週間では4月以来の大幅高

  6日の米株式相場は、S&P500種株価指数がほぼ変わらずで終了。週間ベースでは4月以来の大幅高となった。米大統領選では民主党のバイデン前副大統領が勝利に必要な選挙人の過半数獲得に「王手」をかけている。

  • 米国株はS&P500とナスダック総合ほぼ変わらず-ダウ小幅安
  • 米国債は下落、10年債利回り0.82%
  • ドル下落、予想上回る雇用統計で-対円103円前半
  • NY原油先物、続落-コロナ感染急増などで不透明感
  • NY金先物は続伸、1951.70ドル-週間でも上昇

  テクノロジー株が堅調で、ナスダック100指数は週間で9.4%高となった。この日発表された10月の米雇用統計では、雇用者数の伸びが市場予想を上回った。新型コロナウイルスの感染者数が記録的なペースで増える中、雇用の伸びはもっと鈍化すると市場では予想されていた。S&P500種は前日まで4日続伸し、同指数構成銘柄の時価総額が1兆5000億ドル超拡大していた。週間では7.3%高。

  S&P500種は前日比0.1%未満下げて3509.44。ダウ工業株30種平均は66.78ドル(0.2%)安の28323.40ドル。ナスダック総合指数は0.1%未満上昇。ニューヨーク時間午後4時33分現在、米10年債利回りは6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の0.82%。

  米大統領選の結果に引き続き注目が集まっており、バイデン氏が接戦を制すると広く予想されている。一方、民主党が上院過半数を奪取する可能性は低いとみられ、景気支援策がまとまっても小規模となり、トランプ減税が縮小されることもないとの見方が広がっている。大規模な経済対策が成立しなければ、景気回復を持続させるべく米金融当局が支援を拡大する可能性もある。

  UBSグローバル・ウェルス・マネジメントのマーク・ヘーフェル最高投資責任者(CIO)は、「財政刺激は予想より小規模だとしても、支えになるはずだ。ワクチンは来年の第2四半期までに広く利用可能になると、当社では依然予想している」と述べた。

  外国為替市場ではドルが下落。ドル指数は2年ぶりの低水準となっている。10月の米雇用統計で労働市場の堅調が示されたことが背景。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.3%低下。ドルは対円で0.2%安の1ドル=103円32銭。ユーロは対ドルで0.4%高の1ユーロ=1.1876ドル。

  ニューヨーク原油先物相場は続落。新型コロナ感染者の急増や米大統領選が接戦となっている状況を受け、不透明感から売りが優勢となった。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物12月限は1.65ドル(4.3%)安の1バレル=37.14ドルで終了。週間では3.8%高となった。ロンドンICEの北海ブレント1月限はこの日、1.48ドル下げて39.45ドル。

  ニューヨーク金先物相場は続伸。週間でも上昇となった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は4.9ドル(0.3%)高の1オンス=1951.70ドル。週間では3.8%上げた。

原題:U.S. Stocks Post Biggest Weekly Gains Since April: Markets Wrap(抜粋)

Dollar Sinks to Two-Year Low on Jobs Report, Votes: Inside G-10(抜粋)

Oil Pares Weekly Gain on Virus Surge, Election Uncertainty(抜粋)

Oil Slides on Surging Virus While U.S. Election Adds Uncertainty(抜粋)

Gold Heads for Biggest Weekly Gain Since July as Biden Closes In(抜粋)

◎欧州市況:株は小反落も週間で6月以来の大幅高-ドイツ債下落

  6日の欧州株は小反落で取引を終えたが、週間ベースでは6月上旬以来の大幅高となった。米大統領選で民主党候補ジョー・バイデン前副大統領が勝利に「王手」をかけている。

  ストックス欧州600指数は0.2%安。自動車や銀行が特に売られた。週間ベースでは7%高。バイデン氏勝利の見通しに加えて、10月の米雇用者の伸びが予想を上回ったことも地合いを押し上げた。

  欧州債はドイツ債、英国債がベアスティープ化した。米雇用統計が材料視された。イタリア債はほぼ変わらず。

  ドイツ10年債利回りは約2週間ぶりの上げ幅で、マイナス0.62%となった。

  英5年債と30年債の利回り差は、イングランド銀行(英中央銀行)が9月に政策判断を示した時以降で最も拡大した。

  フランス10年債利回りは1bp上げてマイナス0.35%、イタリア10年債利回りは1bp下げて0.66%。

原題:Bunds, Gilts Slide After U.S. Jobs: End-of-Day Curves, Spreads

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