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ホワイトハウスとペロシ議長、選挙後も景気対策巡る対立変わらず

予想より強い米経済統計が発表された6日、ホワイトハウスのクドロー国家経済会議(NEC)委員長は2兆ドル(約207兆円)規模の景気対策をトランプ政権は支持しないと表明。ペロシ下院議長(民主)は規模を縮小したウイルス対策パッケージでは受け入れられないと、あらためてはねつけた。双方とも3日の大統領・議会選が済めば交渉を再開するとしていたが、行き詰まりが続くことが示唆された。

  クドロー氏は記者団に対し、「われわれは2、3兆ドル規模の対策には関心がない」と発言。下院民主党は選挙前、2兆4000億ドル規模の対策案を推していた。トランプ政権は先月、1兆9000億ドル前後での取りまとめを模索したが、クドロー氏はこの日、政権が望む「特定分野に対象を絞ったパッケージにやはりなるだろう」と述べた。

National Economic Council Director Larry Kudlow Interview

ホワイトハウスのクドロー国家経済会議(NEC)委員長

撮影: Oliver Contreras/Bloomberg

  ペロシ議長は規模の小さい対策では「まったく説得力がない」と批判。「検討に値しない」と記者会見で断じた。民主党としては「バイデン政権」に向けて準備を整えようとしていると述べながら、追加の景気対策は今必要だとし、政権側に交渉再開を訴えた。

米雇用者数は63.8万人増、予想上回る-失業率1ポイント低下 (1)

Pelosi’s Power Takes a Hit With Diminished U.S. House Majority

ペロシ下院議長

撮影: Alyssa Schukar/The New York Times/Bloomberg

  上院のマコネル共和党院内総務は議会選で民主党が躍進できなかったことや、10月の雇用統計で予想以上の失業率低下が明らかになったことを強調。景気対策は規模を縮小したものをとあらためて呼び掛けた。

原題:White House, Pelosi Bicker Again Over Size of Any Stimulus (1)(抜粋)

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