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香港警察が国安法違反の通報窓口、初日に情報1000件-SCMP

  • 住民は「ウィーチャット」などを使って通報可能-警察
  • 香港における自由への懸念、一段と強まる可能性

香港住民が香港国家安全維持法(国安法)違反について警察に通報するためのホットラインに、開設後の数時間で1000件の情報が寄せられた。英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)が警察の報道官を引用して報じた。

  6月の国安法施行後に警察内に設置された国家安全処が5日、このホットラインの開設を発表。警察は声明で、住民が国家安全に関連する写真や録音、動画を含む情報の提供・報告を容易にできるようにするのが狙いだと説明した。

  住民は電子メールやテキストメッセージ、中国のソーシャルメッセージプラットフォーム「微信(ウィーチャット)」を使って情報を送ることができるという。SCMPの報道について6日午前、警察にコメントを求めたが、返答はなかった。

  民主派や外国政府は国安法について、国際的なビジネスを安全に行える場所としての香港の将来を損ねるものだと批判している。こうした通報窓口に多くの情報が寄せられていることは、国安法導入後の香港における自由に関する懸念を一段と強める可能性がある。

  国安法施行後、米国を含む欧米の民主主義国家と香港の関係は劇的に悪化。幾つかの国は香港との犯罪人引き渡し条約を停止した。

原題:Hong Kong National Security Hotline Sees 1,000 Tips on Day One(抜粋)

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