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ドル103円台半ば、8カ月ぶり安値圏でドル需要-ドル指数小幅反発

更新日時

東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=103円台半ば。前日の取引で3月以来の安値圏まで下げたことを受けて、国内勢を中心にドル買い需要が高まった。ただ、売り圧力も根強く一時は前日安値を更新する場面も見られた。ドルそのものは自律反発的に多くの主要通貨に対して上昇した。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時38分現在、前日比0.1%高の103円54銭。午前の取引で103円76銭を付けた後、3月12日以来の安値となる103円36銭まで下落する場面も
  • ブルームバーグ・ドル指数は前日比0.1%高の1153.91
    • 前日は一時1.1%安の1152.25と2018年5月以来の水準まで下落

市場関係者の見方

ソシエテ・ジェネラル銀行の鈴木恭輔為替資金営業部長

  • 米大統領選の不透明感が残る中、米株先物が時間外取引で軟調、ドルも全体的に買い戻されている
  • 差し当たって新しいニュースも無く、きのうの米株大幅高やドル安の反動ということだろう
  • ドル・円もドル売りの流れの中で104円台を割れたが、本邦勢の買いなどを支えに103円台半ばで居所を探るような動き

クレディ・アグリコル銀行の斎藤裕司外国為替部長

  • ドル・円のレベルが下がってきたので、短期勢が攻めている可能性-ドル・円の安値更新について
  • 米大統領選の結果がなかなか出ない中で、ドル売りがここまで強く出るのも行き過ぎのような気がする
  • 当局のけん制発言によってドル・円が急騰する可能性もあるので、個人的にはショートカバーに注意
ドル・円は3月以来の安値を更新

背景

  • 3日投票の米大統領選で、民主党候補ジョー・バイデン前副大統領は勝利に必要な選挙人の過半数獲得に「王手」をかけている。一方、共和党候補で現職のドナルド・トランプ大統領の陣営は集計を巡り法廷闘争を拡大
  • 米共和党と民主党はジョージア州の2つの上院選がともに決選投票となる可能性に備えている。この場合、来年1月の決選投票後まで上院の支配政党は確定しない
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