コンテンツにスキップする

ロシア・ルーブルが大幅高-米制裁懸念より前日の原油上昇を材料視

ロシア・ルーブルは5日の取引で一時4月以来の大幅上昇。休場明けのロシア市場では、前日の原油高や、米大統領選で民主党候補バイデン前副大統領が勝利に近づいていることを受けたリスク選好の高まりが材料視された。

  バイデン氏勝利や米国の新たな対ロ制裁の可能性は、ここ数カ月にわたりルーブル相場を圧迫していたが、一部の投資家は地政学的リスクはおおむね織り込み済みだとの見方を示している。ルーブルは少なくとも10%過小評価されていると、アムンディ・アセット・マネジメントの資産運用者、エルラン・シズディコフ氏が先週指摘した。

Russia's currency strengthened as traders caught up with higher oil prices

  モスクワ時間5日午後6時17分(日本時間6日午前0時17分)時点で、ルーブルは対ドルで2.9%高の1ドル=77.1275ルーブル。北海ブレント原油はロシア市場が休場だった前日に約4%上昇していたが、5日はほぼ変わらず。

  エマージノミクスのエコノミスト、タチヤナ・オルロワ氏は、原油相場はルーブルにとって米大統領選の展開よりも重要だと指摘。「米国で民主党政権が復活する可能性があることだけを理由に、投資家は急いでロシア資産を売るべきではない」と述べた。

原題:
Ruble Jumps Most Since April as Sanctions Woes Forgotten for Now(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE