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JPモルガンの資産運用部門CEO、在宅勤務で「考える時間」を評価

  • 資産運用部門は恐らくオフィス復帰が最も遅くなるうちの一つだろう
  • 部門の約2万3000人のうち97%前後がリモートワークに移行した

長引くリモートワークの持続可能性に関する不安はあっても、資産運用部門の従業員たちはその時間が極めて生産的だと感じている。JPモルガン・チェースの資産運用・ウェルスマネジメント部門最高経営責任者(CEO)、メアリー・アードーズ氏が5日指摘した。

  同行はここ数カ月、一段と多くの従業員にオフィス復帰を働き掛けているが、アードーズ氏は自身が属する分野のスタッフたちは恐らくオフィス復帰が最も遅くなるうちの一つだろうとの見方を示した。

Mary Callahan Erdoes

メアリー・アードーズ氏

写真家:サイモン・ドーソン/ブルームバーグ

  オンライン会議で同氏は「資産運用業界は特に、在宅勤務が可能になることが非常に生産的であると受け止めている。考える時間をより多く持つことになり、それは人にとって必要なことだ」と語った。

  アードーズ氏の発言は同じ銀行の幹部でもリモートワークに関する見解がいかに異なるかを示す。同行のジェイミー・ダイモンCEOは、若手従業員の間で「疎外感」が見られるとし、長引くリモートワークは経済および社会に長期的な打撃を与えかねないと指摘。特定のグループについては生産性への懸念も示した。

  同行幹部らは10月半ば、同時点までに全体の約20%に相当するスタッフが、ニューヨークのオフィスに復帰していると説明していた。

  アードーズ氏は「オフィスに人が集まっているが、私が率いる資産運用部門はそうではない」と指摘。3月の新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受け、部門の全スタッフ(約2万3000人)のうち97%前後がリモートワークに移行。 「オフィスに戻る時期が最も早いと思われる部門リストでは、私は資産運用部門を最後に置く」と語った。

原題:JPMorgan’s Erdoes Lauds ‘Thinking Time’ for At-Home Staff (1)(抜粋)

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