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日経平均29年ぶり高値-米政治の不透明感薄らぎ、景気や業績に焦点

更新日時
  • バイデン氏、勝利を確信-トランプ氏は選挙の信頼性に疑念示す
  • 任天堂が営業益予想を増額、トヨタも販売回復で利益計画引き上げ

6日の東京株式相場は4営業日続伸。日経平均株価の終値は2万4325円と1991年11月以来の高値を付けた。米大統領選でバイデン候補勝利の観測から政治の不透明感が薄らぎ、投資家は来年の景気回復や企業業績に焦点をあてはじめ、マインドが改善に向かった。前日の任天堂に続いて、トヨタ自動車が6日に今期営業利益計画を引き上げたのも買い安心感につながった。

  • TOPIXの終値は前日比8.55ポイント(0.5%)高の1658.49
  • 日経平均株価は219円95銭(0.9%)高の2万4325円23銭

<きょうのポイント>

  • バイデン氏、勝利を確信-トランプ氏は選挙の信頼性に疑念示す
  • 任天堂が今期営業益予想を増額、トヨタは営業益1.3兆円に上方修正

  岡三アセットマネジメントの前野達志シニアストラテジストは「コロナ禍で景気後退、企業減益、米政治空白など暗い面ばかりを見てきたが、大統領選の不透明感が払しょくされ、2021年の景気回復、21年1-3月からの増益基調といった次のステージを見始めている」と指摘。「ねじれ議会が継続する見通しで、米国の大型ハイテク株には追い風となっており、その影響を受けTOPIXよりも成長株の影響が大きい日経平均が上昇した」と話した。

  きょうの日本株は株式指数が前日終値近くから始まったが、徐々に上げ幅を広げた。午後はきょうの高値圏で推移し、日経平均は一時2万4389円まで上昇した。

  SMBC信託銀行の山口真弘シニアマーケットアナリストは「米大統領選でバイデン候補勝利の見方が色濃くなってきており、同氏が掲げる巨大財政出動が現実的になりつつある」と指摘。「財政拡大による株価押し上げ、年内の追加経済対策観測の高まり、議会ねじれによるハイテク企業への規制懸念後退と下がりにくい要素が揃っている」とした。

  • 東証33業種では鉄鋼、海運、機械、ゴム製品、銀行、証券・商品先物、パルプ・紙などが上昇
  • 不動産、医薬品、電気機器、情報・通信、空運が下落
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