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【米国市況】S&P500が4月来の大幅高、テク株堅調-ドル安い

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5日の米株式相場は大幅続伸。テクノロジー銘柄やヘルスケア銘柄が買われた。米選挙のこれまでの結果を踏まえ、両業界の妨げとなるような大規模な増税や規制変更はなさそうだとの観測が高まった。

  • 米国株は大幅続伸、ハイテクやヘルスケアに買い
  • 米国債は小動き、10年債利回り0.76%
  • ドル指数1%低下、ドル・円は103円台半ば
  • NY原油は小反落-開票結果待ち、欧州ロックダウン嫌気
  • 金は大幅反発-ドル安や中銀緩和策が追い風

  S&P500種株価指数は4営業日連続で1%を超える上昇。ナスダック100指数は2.6%上昇し、週間ベースの上昇率は9%を超えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)はフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを0-0.25%で据え置くことを決定。資産購入額も現状を維持した。

  S&P500種が前日比2%高の3510.45。ダウ工業株30種平均は542.52ドル(2%)高の28390.18ドル。ナスダック総合指数は2.6%上昇。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは変わらずの0.76%。

  米選挙は一部の州で票の集計が続いている。ウェルズ・ファーゴ・インベストメント・インスティチュートのグローバル資産配分戦略責任者、トレイシー・マクミリオン氏は、「テクノロジー銘柄が相場の先導役として復活した」と指摘。「最も可能性が高い選挙結果の組み合わせを市場が好感しているようだ。大統領がバイデン氏、上院過半数が共和党という組み合わせだ」と述べた。

  外国為替市場ではドルが下げ、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数はここ2年余りの安値近辺となった。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は、景気浮揚には追加の金融・財政からの支援が必要になる公算が大きいと述べた。

  ドル指数は1%低下。パウエル議長の記者会見での発言後、2018年5月以来の安値をつけた。ドルは対円で1%安の1ドル=103円49銭。ユーロは対ドルで0.9%高の1ユーロ=1.1826ドル。

  ニューヨーク原油先物相場は小幅に反落。接戦が続いている米大統領選の結果待ちの中、前日終値水準を挟んだ値動きとなった。欧州で新たなロックダウン(都市封鎖)措置が広がっていることは、石油の需要見通しに影を落としている。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物12月限は36セント(0.9%)安の1バレル=38.79ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント1月限は30セント安の40.93ドル。

  金スポット価格は大幅に反発した。ドル安のほか、中銀による金融緩和策の維持、強化が強材料。FOMC会合では事実上のゼロ金利と資産購入額の維持が決まり、イングランド銀行 (英中銀)は債券購入プログラムを1500億ポンド(約20兆3000億円)拡大すると発表した。

  金スポットは一時2.6%上昇。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は2.7%高の1オンス=1946.80ドルで引けた。

原題:Stocks Extend Biggest Rally Since April; Oil Drops: Markets Wrap(抜粋)

Treasuries React Minimally to FOMC Statement, End Little Changed(抜粋)

Dollar Falters as Fed Sees Need for More Stimulus: Inside G-10(抜粋)

Crude Falls With Market Awaiting Contested U.S. Election Outcome(抜粋)

Gold Surges on Dollar, Stimulus Hopes With Election Outcome Near(抜粋)

(市場関係者のコメントを追加、相場を更新します)
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