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米司法省がビザ提訴、プラッド買収は反トラスト法違反と主張

ビザが53億ドル(約5500億円)相当で米フィンテック企業プラッドを買収する計画には反トラスト法に反するとして、米司法省は5日、この差し止めを求めて提訴した。ビザはこの買収で、オンライン決済市場で新興する競合他社の排除に動いていると司法省は主張している。

  同省はサンフランシスコの連邦地裁に訴えを起こし、プラッドとの合意はビザの支配的な地位を違法に強固にするものだと指摘した。

  プラッドはペイパル・ホールディングス傘下の「ベンモ」などのアプリに、重要なデータを提供する。ベンモでは現在、プラッドからデータを得ることで、ビザのネットワークを使わず個人や業者間の送金が可能となっている。

  ビザはこれに対し、司法省の訴訟には「法的欠陥があり、事実と相反している」として、強く反発した。プラッドはコメントを控えた。

  5日の米市場でビザの株価は上昇。一時は前日比3.6%高となった。

原題:U.S. Sues Visa to Stop Plaid Deal Over Antitrust Concerns (1)(抜粋)

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