コンテンツにスキップする

きょうの国内市況(11月5日):株式、債券、為替市場

国内市況の過去の記事はこちらです。指標はここをクリックして下さい。

●日経平均約2年ぶり高値、米議会ねじれで政策リスク後退ー医薬品高い

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京株式相場は3営業日続伸、日経平均株価は終値ベースで2018年10月3日以来の水準。米上院選で共和党が過半を維持するとの観測から上下院で多数派が異なるねじれ状態が続き、米大統領候補の掲げる政策リスクは避けられるとの期待が広がった。米大型ハイテク企業への規制強化や、薬価引き下げなどの懸念が後退し、電機、医薬品などを中心に買われた。

  • TOPIXの終値は前日比22.69ポイント(1.4%)高の1649.94
  • 日経平均株価は410円05銭(1.7%)高の2万4105円28銭-2018年10月3日以来の水準

  岡三証券の松本史雄チーフストラテジストは「大統領選前に一時的にリスク回避のため持ち高を調整していた投資家が、イベントを通過し買い戻している動きがある」と指摘。「市場参加者の間では誰が米大統領になってもいい論調になっており、トランプ氏が選挙結果で揉めても株価は大きく動かないと見ているのではないか」と話した。

  • 東証33業種では医薬品、精密機器、情報・通信、電機、サービス業などが上昇
  • 鉱業、鉄鋼、保険、海運、ゴム製品、銀行などが下落

●債券は上昇、米国債の大幅反発や需給への安心感で買い優勢

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  債券相場は上昇。前日の米国債相場が大幅反発した流れを引き継いだほか、日本銀行が実施した国債買い入れオペで足元の需給の良さが示されたことも買い手掛かりとなった。

  • 新発10年債利回りは前日比1.5ベーシスポイント(bp)低い0.02%
  • 新発2年債利回りは1bp低いマイナス0.135%、新発5年債利回りは1.5bp低いマイナス0.115%
  • 長期国債先物12月物の終値は16銭高の152円14銭。米長期金利の低下を受けて買いが先行し、一時は152円18銭まで上昇

SBI証券の道家映二チーフ債券ストラテジスト

  • 米民主党が大統領選挙と上下両院を制した場合は財政がかなり大きくなる可能性が警戒されたが、上院は共和党優勢で思ったほど財政政策が打てないとの見方が浮上
  • これを受けて米長期金利が低下方向に切り返したことで、円債の買い安心感につながった
  • 日銀のオペ結果は中期ゾーンの増額を踏まえても低い倍率となり、25年超も含めて売りニーズの少ないことが確認された

日銀オペ

  • 対象は残存期間1年超3年以下、3年超5年以下、25年超
  • 買い入れ額は1年超3年以下と3年超5年以下が月間ベースの回数減を受けてそれぞれ1回当たり金額が5000億円、4200億円に増額。25年超は300億円に据え置き
  • 応札倍率は各ゾーンで前回から低下し、売り需要の弱さを示す
  • SBI証の道家氏
    • 中期ゾーンが増額されたことで、短期的に需給が締まる格好

●ドル・円は下落、米議会ねじれ懸念で米金利低下-ポンド安い

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)  

  東京外国為替市場のドル・円相場は下落。米上下院でねじれ状態が続く可能性への懸念などから米長期金利が低下しており、ドル売り・円買いが優勢となった。ポンドは英中央銀行が量的緩和(QE)を拡大するとの観測で下落した。

  • ドル・円は午後3時40分現在、前日比0.1%安の1ドル=104円37銭。朝方付けた104円54銭を高値に一時104円22銭まで下落
  • ポンドは対ドルで0.3%安の1ポンド=1.2956ドル。対円では0.4%安の1ポンド=135円23銭

ニッセイ基礎研究所の上野剛志上席エコノミスト

  • 米大統領選でバイデン氏が勝った場合でも米議会のねじれ状態が続きそうなので、大規模な景気刺激策の観測が後退している。米長期金利の低下に注目が集まりドル安要因に
  • 前大統領オバマ氏もトランプ氏も政権発足時は上下両院とも与党が過半数を占めていたが、バイデン氏がもし勝利しても思い通りの政権運営が難しくなる可能性が高い
  • ドル・円は選挙前から方向感がつかみにくかった上、選挙後も結果自体と他の市場参加者がどう動きそうかの予測が難しく、結果的に104円台でのもみ合いに落ち着いている
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE