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債券トレーダーは利回り上昇に諦め-米選挙結果で大規模刺激策望み薄

債券トレーダーは米国の大規模な景気刺激策を断念した。接戦の米大統領・議会選挙の結果、政権党と議会の多数党が異なる分割政府が誕生する公算が大きくなり、大規模刺激への期待に基づく利回り上昇見通しが崩れた。

  米政府が4日発表した四半期定例入札も、米国債の数カ月ぶりの大幅な値上がりを妨げることはなく、発行が若干短期の債券に傾いていたことからイールドカーブのフラット化につながった。

  ビアンコ・リサーチの社長で創業者のジム・ビアンコ氏は「厄介な問題が幾つかある。財政刺激策は望めない。これは景気を減速させるだろう」と話した。

  債券相場を押し上げる要因となるが、利回り低下は限られるだろうとして、10年物米国債の3月の低利回りが「債券強気相場の最後」だったとの見方を示した。

  財政政策見通しの急転換は5日の米連邦公開市場委員会(FOMC)決定の意味を増す。大きな政策変更の可能性は低いが、投資家は追加措置のヒントを期待するだろう。

  ミシュラー・ファイナンシャルの金利トレーディング責任者、グレン・カペロ氏は、「金融当局は関わってくるかもしれないが、それは大統領の政策がどうなるか次第だ。現時点では不明なことが多過ぎる」と述べた。

Treasury yields drop as mixed election results cast doubt on fiscal stimulus

原題:Bond Traders Ditch Bets on Heavy Stimulus in Tight U.S. Election(抜粋)

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