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FOMC、大きな政策変更は控える可能性-米大統領選の結果未確定で

  • 声明や記者会見で資産購入プログラムの将来的な調整の可能性示唆も
  • 新たな大型財政刺激策が講じられる見通しが後退し米国債相場は上昇

米金融当局は5日まで開く連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策の大きな変更は控える公算が大きい。積極的な財政刺激策が講じられる見通しが後退し、金融当局に追加緩和を求める圧力が高まると想定される一方で、米大統領選の結果はまだ確定していない。

  政策変更は見込まれないものの、米金融当局は5日午後2時(日本時間6日午前4時)公表のFOMC声明か、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が2時半から行う記者会見で、資産購入プログラムを先行き調整する可能性を示唆することは考えられる。

  アマースト・ピアポント・セキュリティーズのチーフエコノミスト、スティーブン・スタンリー氏は「自分がパウエル議長の立場でFOMCに臨むとすれば、できる限りおとなしくしたいと思うだろう。政治的な対立に巻き込まれかねないニュースになることは避けたいと考えるはずだ」と話す。

  スタンリー氏はその上で、「当局者がその気になれば、資産購入のフォワードガイダンスに関して自分たちが望むことや、必要とすることを12月になってから何でも行えるのは確かだ」と語った。

  開票作業が続く大統領・議会選で、民主党候補のバイデン前副大統領が当選に向けて大きく前進する一方、上院は共和党が多数派を維持する見通しであり、大型の財政支援策が新たに取りまとめられる余地が狭まるとの観測から4日の米国債相場は上昇した。

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原題:Fed to Stay on Sidelines Amid Election Drama: Decision Day Guide(抜粋)

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