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ゴーン被告、共著の書籍で「日本叩き」-日産や政府など批判

  • ゴーン被告は日本の司法制度や最初の弁護団なども攻撃
  • 日本での逮捕や取り調べ、3社連合の舞台裏の動きなどを詳述

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グローバル企業トップから逃亡者の身に転じた日産自動車の元会長、カルロス・ゴーン被告は、今週発売の書籍で2年前の日本での逮捕劇や130日間に及ぶ勾留、レバノンへの劇的な脱出などについて詳しく書いている。

  ゴーン被告は今年に入り、同書の中では新たな事実も描かれると語り、日産と日本の検察当局および政府との結託を示す「明確な証拠」を示すことになるとしていた。

ゴーン被告、年内出版の本で新事実を暴露-レバノンからネットで予告

  しかし、AFP通信の元記者フィリップ・リエス氏との共著「Le Temps de la Verite(英語:Time for the Truth)」に書かれた内容の多くは、同被告の弁護団がすでに主張していた内容と重なっている。

Exclusive: Former Nissan Motor Co. CEO Carlos Ghosn In Beirut

カルロス・ゴーン被告(8月、ベイルート)

写真家:タマラ・アブドゥル・ハディ/ブルームバーグ

  ゴーン被告が特に伝えているのは、2018年11月の逮捕や取り調べ、そして日産・ルノー三菱自動車3社連合の取締役の舞台裏での動きに関する自身の見解だ。

  同被告は473ページに及ぶ同書で、日産やルノーのほか、日仏両政府、日本の司法制度、メディア、そして「最悪のチーム」と酷評した最初の弁護団など、幅広い相手を攻撃している。また、グローバル企業を率いるトップの一人としての自身の報酬を正当化するのに多くのページを割いたほか、米ゼネラル・モーターズのトップ就任要請を辞退したのは「人生で最大の失敗」ともつづった。

  日産の広報担当は、会社および同書に書かれた従業員を代表してコメントすることを控えた。

原題:
Fugitive Ghosn Aims to Settle Scores in Book, Slamming Japan (1)(抜粋)

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