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「通常の忙しい日」で4日は終了-波乱に備えたJPモルガンの責任者

  • 「業務およびリスクの観点からも問題はなさそうだ」とロールボー氏
  • 「トレーダーは多忙で予想のつかないこの種のイベントが生きがい」

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米銀JPモルガン・チェースの世界最大のトレーディング部門、グローバルマーケッツの責任者トロイ・ロールボー氏は4日、オフィスにいつもより早く出勤した。展開が読めない大統領選当日の夜が明けた後、予想される相場の急変動に備えるためだ。しかし、実際には市場は静かな動きとなった。

  ロールボー氏はインタビューで、「ニューヨークは、どのように情報が出てくるかによるが、通常の忙しい日のように終わる可能性がある。業務運営やリスクの観点からもウォール街には何の問題もなさそうだ」と語った。

  大統領選が接戦、あるいは開票結果に異議が唱えられるという米国が4日に直面した状況は、ウォール街にとって最悪のシナリオになるはずだった。ところが市場は秩序立った動きとなり、結果を巡る不透明感のため一部の顧客が取引を手控えたのではないかとロールボー氏は考えている。

  「トレーダーは、多忙で予想のつかないこの種のイベントや日々のために生きているといってもよい。キャリアを振り返れば、英国の欧州連合(EU)離脱やロシアのデフォルト(債務不履行)が思い浮かぶだろう」とロールボー氏は話す。

  同氏はその上で、「われわれは非常に忙しくなる状況に備えてはいるが、今は模様眺めのような状態だ。(選挙結果が)はっきりするのを米国人として願うばかりだ」と述べた。

原題:JPMorgan’s Trading Chief Seeing a ‘Normal Busy Day,’ Not Chaos(抜粋)

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