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トランプ氏の最高裁申し立てとの主張、根拠不明-共和系弁護士も疑問

 

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トランプ米大統領は主要激戦州でのリードを維持しようと、「全ての投票停止」を望み、連邦最高裁に申し立てを行う方針を示した。しかし直ちにそれを行うことはできず、選挙結果に影響を与え得る法的な主張があるのかも明確でない。

  裁判は通常、地裁と高裁での判決が出てから最高裁に持ち込まれる。ブッシュ氏(共和)とゴア氏(民主)による2000年の大統領選の際、最終的にブッシュ氏勝利を確定させる判決を連邦最高裁が下したのは投票日の1カ月ほど後だった。

連邦最高裁に申し立てると話すトランプ氏

出典:ブルームバーグ

  最高裁自体が選挙結果に影響を及ぼす力は限定的だ。トランプ陣営は憲法あるいは連邦法に基づき、重要州での選挙結果を変え得るだけの具体的な異議申し立てを行う必要がある。

  コンサルティング会社APCOワールドワイド向けの選挙ブログを運営しているニコラス・ホワイト氏は、トランプ氏は裁判所に申し立てを行う場合の根拠を一切示していないと指摘。弁護団がどういった不正を訴訟対象にするかも明確でないと述べた。

  2000年にブッシュ氏に助言するなど、長年にわたって共和党側の弁護士を務めてきたベン・ギンズバーグ氏も疑問を呈す。同氏はCNNで、「各州の手続きを無視し、法にのっとって投票した人々の権利を奪うことを、トランプ氏がどこまで正当化できるのか分からない」と述べた。

原題:
Trump’s Road to the Supreme Court Isn’t as Fast as He Wants (1)(抜粋)

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