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米大統領選挙、結果はまだ不明-市場関係者の見方

  • バイバイ、ブルーウエーブ?-ペンシルベニアが「鍵」
  • S&P500種をロング、ナスダックをショート-結論に飛びつくな

米大統領選挙の夜にはさまざまなドラマがあったが、最終結果はまだ判明していない。

  開票が進む間、S&P500種株価指数先物は2.1%高と1%安の間で上下した。10年物の米国債利回りは一時11ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の0.79%となったがその後、低下幅は縮小した。ブルームバーグ・ドル指数は一時1%上昇した後、上げを縮めた。

  市場関係者の見方は以下の通り。

S&P 500 futures, 10-year yields fluctuate as election count begins

バイバイ、ブルーウエーブ?

  資産運用会社インサイト・インベストメントの米トレーディング責任者ジェイミー・アンダーソン氏は、「株式市場も債券市場も同じことを告げている。民主党が大統領選と議会選を制するブルーウエーブの確率は低下し、トランプ氏勝利の可能性が高まったということだ」と述べた。

ペンシルベニアが「鍵」

  エバコアISIのストラテジスト、デニス・デブシェ-ル氏は「結果判明は明日まで待たなければならないだろう。ペンシルベニアが鍵だ。明日までは何も大きな動きはないだろう」と語った。

S&P500種をロング、ナスダックをショート

  AMPキャピタル・インベスターズのダイナミック市場責任者ネーダー・ナエイミ氏は、「ナスダック先物はトランプ氏勝利と直接に連動している。民主党圧勝の可能性が低くなっているとみられることもあってテクノロジー株が上昇している」が、「私の見方では、この上昇は衰えるだろう。S&P500種をロング、ナスダックをショートというのが今の私の取引だ」と述べた。

結論に飛びつくな

  キャンビア・インベスターズのブライアン・バリッシュ最高投資責任者は、「私は結論に飛びつくことはしない」として、「2016年には、トランプ氏の勝利が明らかになった後の最初の数時間、市場は選挙の影響についてあまり正しく理解していなかった」と指摘した。

景気対策に疑問

  TDセキュリティーズの金利戦略責任者プリヤ・ミスラ氏は、「共和党が上院の主導権を保持した場合、景気対策への期待が薄れるだろう。選挙結果が不明な場合、景気対策法案がすぐに出てくるとは思えない」と述べた。

原題:Here’s What Some Market Watchers Are Saying About the Election(抜粋)

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