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債券は上昇、米国債の大幅反発や需給への安心感で買い優勢

更新日時

債券相場は上昇。前日の米国債相場が大幅反発した流れを引き継いだほか、日本銀行が実施した国債買い入れオペで足元の需給の良さが示されたことも買い手掛かりとなった。

  • 新発10年債利回りは前日比1.5ベーシスポイント(bp)低い0.02%
  • 新発2年債利回りは1bp低いマイナス0.135%、新発5年債利回りは1.5bp低いマイナス0.115%
  • 長期国債先物12月物の終値は16銭高の152円14銭。米長期金利の低下を受けて買いが先行し、一時は152円18銭まで上昇
日米の長期金利推移

市場関係者の見方

SBI証券の道家映二チーフ債券ストラテジスト

  • 米民主党が大統領選挙と上下両院を制した場合は財政がかなり大きくなる可能性が警戒されたが、上院は共和党優勢で思ったほど財政政策が打てないとの見方が浮上
  • これを受けて米長期金利が低下方向に切り返したことで、円債の買い安心感につながった
  • 日銀のオペ結果は中期ゾーンの増額を踏まえても低い倍率となり、25年超も含めて売りニーズの少ないことが確認された

日銀オペ

  • 対象は残存期間1年超3年以下、3年超5年以下、25年超
  • 買い入れ額は1年超3年以下と3年超5年以下が月間ベースの回数減を受けてそれぞれ1回当たり金額が5000億円、4200億円に増額。25年超は300億円に据え置き
  • 応札倍率は各ゾーンで前回から低下し、売り需要の弱さを示す
  • SBI証の道家氏
    • 中期ゾーンが増額されたことで、短期的に需給が締まる格好
  • 備考:過去の日銀オペの結果一覧

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.135%-0.115%0.020%0.380%0.610%0.640%
前日比-1.0bp-1.5bp-1.5bp-2.5bp-3.0bp-3.5bp
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