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11月3日の海外株式・債券・為替・商品市場

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎米国市況:株続伸、米大統領選後を見越した動き-ドル全面安

  3日の米株式相場は続伸。大統領・議会選後に経済対策が実現するとの期待感が背景にある。米国債利回りの上昇を受けて銀行株の値上がりが目立った。ドルは全面安。

  • 米国株は続伸、金融株が買われる-大統領選の投票進む中
  • 米国債は下落、10年債利回り0.90%
  • ドル全面安、高リスク通貨上昇-選挙後の財政支出期待
  • NY原油は1週間ぶり高値-減産縮小の延期を示唆
  • 金スポット3日続伸-米選挙後に備えた買い

  S&P500種株価指数は前日と合わせた上昇率が3%と、2日間の上げ幅としては9月以来の大きさ。業種別指数は金融が2.2%上昇し、こちらも9月以来の大幅高となった。米大統領選の最終世論調査では民主党候補のバイデン前副大統領が現職トランプ大統領をリード。バイデン氏の勝利が連邦支出の急増につながるとの観測が一部投資家から出ている。

  アリババグループの米国預託証券(ADR)は一時10%近い下げ。アリババが一部株式を保有するアント・グループによる上海と香港での新規株式公開(IPO)計画に、中国当局がブレーキをかけたのが嫌気された。

  S&P500種は前日比1.8%高の3369.02。ダウ工業株30種平均は554.98ドル(2.1%)高の27480.03ドル。ナスダック総合指数は1.9%上昇。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の0.90%。

  ノースウェスタン・ミューチュアル・ウェルスマネジメントの株式担当ポートフォリオマネジャー、マット・スタッキー氏は「選挙日が過ぎれば多くの不確実性はなくなる」との見方が相場に反映されたと指摘。「最悪なのは、選挙結果の判明に数週間かかり、最終決着まで法的にもつれるという勝者不明のシナリオだ」と語った。

  外国為替市場ではドルが全面安。米選挙後に大規模経済対策がまとまるとの期待感から、相対的に高リスクの通貨は大幅高となった。中でもノルウェー・クローネやオーストラリア・ドルの上昇が目立った。

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.5%低下。一時は0.8%低下し、ここ2カ月余りで最大の下げとなった。ドルは対円で0.2%安の1ドル=104円49銭。ユーロは対ドルで0.6%高の1ユーロ=1.1715ドル。

  ニューヨーク原油先物相場は続伸し、1週間ぶりの高値となった。石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要産油国で構成するOPECプラスは、次回会合で原油相場の回復を「加速」させる意向だと、OPEC事務局長が発言。来年1月に計画している減産規模縮小の時期を遅らせる可能性が示唆された。株高やドル安も原油相場の押し上げに寄与した。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物12月限は85セント(2.3%)高の1バレル=37.66ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント1月限は74セント高の39.71ドル。

  金スポット相場は3営業日続伸。米大統領選・議会選に伴う混乱に備えた保険としての需要が高まったほか、民主党バイデン前副大統領が勝利した場合はドル安になるとの予想も金相場にプラスだった。

  ニューヨーク時間午後1時38分現在、スポット価格は0.7%高の1オンス=1907.98ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.9%高の1910.40ドルで引けた。

原題:Stocks Rally for Second Day Before Election Result: Markets Wrap(抜粋)

Dollar Drops by Most Since August as America Votes: Inside G-10(抜粋)

Oil Hits One-Week High After OPEC+ Hints at Delay to Output Hike(抜粋)

Gold Rises Third Day With Markets Bracing for Election Aftermath(抜粋)

◎欧州市況:株が6月以来の大幅高、米選挙結果前-イタリア債上昇

  3日の欧州株は上昇。約5カ月ぶりの大幅高だった。投資家は米大統領選挙の結果を見据えている。

  ストックス欧州600指数は2.3%高と、6月16日以来の大幅上昇となった。銀行や自動車などのシクリカル銘柄を中心に値上がりした。

  UBSグローバル・ウェルスマネジメントの最高投資責任者(CIO)、マーク・ヘーフェル氏はリポートで「米選挙結果への対応に備えるべきだ」と述べ、選挙結果にかかわらず、米追加経済対策の合意が選挙後間もなく成立するとの見方を示した。同氏は「新型コロナウイルス感染症(COVID19)に加え、米政策の不確実さもボラティリティーの主な要因だ」と指摘。選挙結果は「相当な明確さをもたらすだろう」と続けた。

  欧州債はイタリア債が上げ幅を縮小、ドイツ債が下げを削る展開だった。

  イタリア債とドイツ債のイールドスプレッドは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)縮小して135bp。ドイツ債は下落。英国債の利回り曲線はベアスティープ化した。安全逃避の買いが巻き戻された。

  ドイツ10年債利回りは2bp上昇してマイナス0.62%。フランス10年債利回りは1bp上昇してマイナス0.34%。イタリア10年債利回りは2bp低下して0.73%。

原題:Italian Bonds Rise, Bunds Fall: End-of-Day Curves, Spreads、Europe Stocks Rise the Most Since June Ahead of U.S. Vote Result(抜粋)

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