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【米国市況】株が反発、原油は3週ぶり大幅高-米大統領選控え

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2日の米株式相場は反発。大統領・議会選挙の投開票日を翌日に控え、エネルギーや素材、資本財・サービスといった業種に買いが入った。米国債は中長期債が上昇。

  • 米国株は反発、ハイテク不振-景気循環株にローテーション
  • 米国債は中長期債が上昇、10年債利回り0.85%
  • ドル指数が小高い、原油反発で資源国通貨も上昇
  • NY原油は反発、ロシアがOPECプラスの減産縮小延期を協議
  • NY金は続伸、米大統領選控え-混乱リスクで買い優勢

  先週、週間ベースで3月以来の大幅安を記録したS&P500種株価指数はこの日、日中高値は離れたものの、押し目買いを支えに持ち直した。ナスダック100指数は、アップルやアマゾン・ドット・コムの下げが重しとなって比較的小幅な上昇にとどまった。巣ごもり需要に支えられる銘柄から追加経済対策の恩恵を受けるセクターに物色の矛先が移った。

  S&P500種株価指数は前週末比1.2%高の3310.24。ダウ工業株30種平均は423.45ドル(1.6%)高の26925.05ドル。ナスダック総合指数は0.4%上昇。ニューヨーク時間午後4時33分現在、米10年債利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の0.85%。

  アリアンツ・インベストメント・マネジメントのシニア投資ストラテジスト、チャーリー・リプリー氏は「イベントを控え、一般的なポジショニングが多く見られる。投資家はやや神経質になっている」とコメント。それ以外にも、欧州や米中西部での新型コロナウイルスの感染状況が「依然として不透明な要素」になっているとし、この「状況の不透明性がいまだに市場を支配し得ることを投資家は実感している」と語った。

  選挙目前となり、市場にはボラティリティー(変動性)が戻っている。シカゴ・オプション取引所(CBOE)ボラティリティー指数(VIX)は高水準にとどまった。

  外国為替市場ではドルが主要10通貨の大半に対して上昇。翌日の米選挙が意識された。カナダ・ドルとオーストラリア・ドルは原油相場につれ高となった。

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%上昇。ドルは対円で0.1%高の1ドル=104円77銭。ユーロは対ドルで0.1%安の1ユーロ=1.1639ドル。

Greenback trades near one-month high before U.S. vote

  ニューヨーク原油先物相場は反発。約3週間ぶりの大幅高となった。石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成する「OPECプラス」の減産縮小計画を3カ月遅らせる可能性について、ロシアの石油生産会社がノバク・エネルギー相と協議したことが材料。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物12月限は1.02ドル(2.9%)高の1バレル=36.81ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント1月限は1.03ドル高の38.97ドル。

  ニューヨーク金先物相場は続伸。今週は米大統領選と連邦公開市場委員会(FOMC)という、ドルや金、リスクテーク意欲に影響するイベントが控えている。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.7%高の1オンス=1892.50ドルで終了。

原題:U.S. Equities, Crude Oil Gain Ahead of Election: Markets Wrap(抜粋)

Dollar Rises; Commodity FX Climbs as Oil Rebounds: Inside G-10(抜粋)

Oil Climbs With Russia in Talks on Delaying OPEC+ Output Hike(抜粋)

Gold Rises on U.S. Election Eve With Turmoil Risk Fueling Demand(抜粋)

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