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ロシアは偽情報による干渉強化も、米大統領選が接戦なら-当局者

  • 僅差ならロシアは投票結果の公正性に疑問投げ掛けることに照準か
  • 州や地方自治体のウェブサイトにDDoS攻撃も-当局者

ロシアは米大統領選に誰が勝利しても偽情報を通じて米国の政治に干渉する取り組みを継続する見通しだが、集計結果が僅差となった場合、そうした試みをさらに強める公算が大きい。現職および元米政府当局者が警告した。

  11月3日の大統領選が接戦となれば、ロシアは恐らく投票結果の公正性に疑問を投げ掛けることに照準を定めるだろうと、これら当局者は指摘。米国家防諜安全保障センター(NCSC)はロシアが民主党のバイデン陣営の妨害に取り組んでいると分析している。

  米戦略国際問題研究所(CSIS)の戦略技術プログラム担当ディレクター、ジェームズ・ルイス氏は、「接戦であれば、不正投票や集計の誤りなどに関する雑音が多くなるだろう。いかなるケースでも起き得ることだが、ロシアがそれを増幅させるだろう」と分析した。

  当局者1人が匿名を条件に語ったところによると、想定される例としては、大量のデータを送りつけてサーバーの機能を停止させるDDoS攻撃を州や地方自治体のウェブサイトに仕掛け、選挙の公正性に疑問を生じさせる手口がある。

  コーツ前米国家情報長官は10月29日のCBSニュースとのインタビューで、これまでに集められた機密情報に基づき、「ロシアが米国の選挙を標的にすると確信している。今それを行っており、継続するだろう」と語った。

原題:
U.S. Officials Warn Close Vote Will Fuel Russian Disinformation(抜粋)

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