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長期債が下落、米大統領選や10年入札を警戒ー超長期ゾーンは反発

更新日時

債券市場では長期債や先物が下落。前週末の米国市場で長期金利が上昇したことに加えて、米大統領選挙の影響や10年国債入札を警戒して売り圧力が掛かった。一方、超長期ゾーンは反発し、利回り曲線がフラット(平たん)化した。

  • 新発10年債利回りは前週末比0.5ベーシスポイント(bp)高い0.04%
  • 新発20年債利回りは1bp低下の0.405%、新発30年債利回りは0.5bp低い0.635%、新発40年債利回りは一時1bp低い0.665%
  • 長期国債先物12月物の終値は5銭安の151円83銭。前週末の米長期金利上昇を受けて売りが先行し151円80銭まで下落した後、151円86銭まで下げ幅を縮小し、その後は狭いレンジで推移した

市場関係者の見方

BofA証券の大崎秀一チーフ金利ストラテジスト

  • 米大統領選はどちらが勝っても米長期金利上昇が予想され、円金利はそれを確認してから超長期ゾーン中心にスティープ(傾斜)化しながら上昇する可能性がある
  • ただ、欧州ではコロナ感染再拡大でロックダウンになっており、売り一辺倒にはなりにくい面もある
  • 4日の10年入札は積極的に行きにくいタイミングだが、10年金利はレンジ上限付近で上昇が止まっており、入札日も0.05%を付けるかどうかといったところか
  • 超長期ゾーンは先週末に売られた反動もあるだろうが、基本的には流動性が乏しく、売る人がいない感じ
長期国債先物12月物の日中取引推移

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.125%-0.095%0.040%0.405%0.635%0.670%
前週末比横ばい+0.5bp+0.5bp-1.0bp-0.5bp-0.5bp
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