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シェブロン、7-9月は予想外に黒字-業界の見通しは不透明

  • 生産量は2年余りで最低、価格急落で生産活動を縮小
  • 状況は悪いとワースCEO、見通し改善の予想時期は示さず

米石油会社シェブロンの7-9月(第3四半期)決算は、市場予想に反して黒字となった。新型コロナウイルス流行を主因とした原油需要の落ち込みに対応するため、設備投資を大幅に削減した。

  シェブロンの7-9月調整後1株当たり損益は11セントの黒字。ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均は27セントの赤字だった。同社の原油・天然ガス生産は2年余りで最低となった。価格が急落する中、利益を生み出せなかった生産活動を縮小をするという意図的な決定が一因。

  マイク・ワース最高経営責任者(CEO)は発表文で、石油業界にとって状況は悪いと指摘。見通しが改善する時期についての予想は一切示さなかった。人員解雇関連のコストだけでも10-12月(第4四半期)に5億ドル(約520億円)に上る見込み。

  シェブロンは約6000人の雇用削減と設備投資の縮小を進めている。42億ドルでのノーブル・エナジー買収に伴い、ノーブルの資産や人員の統合に取り組んでいる。

  上流部門の利益は前年同期比91%減の2億3500万ドル。石油精製などを含む下流部門の利益は65%減少した。

原題:Chevron Confounds Analysts With Profit Despite Grim Outlook (1)(抜粋)

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