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米個人所得と消費支出、9月は予想上回る伸び-雇用回復が寄与

更新日時

9月の米個人所得と個人消費支出(PCE)は、共に市場予想を上回る伸びとなった。雇用の回復が寄与した。

キーポイント

  • 個人所得は前月比0.9%増
    • ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は0.4%増
    • 8月は2.5%減
  • 個人消費支出は1.4%増
    • 市場予想は1%増
    • 8月は1%増
Gains in U.S. personal incomes, spending exceeded economists' expectations

  労働市場が緩やかな回復を続ける中で、9月にはさらに数十万人が仕事に復帰。これが全体的な所得増につながった。追加経済対策を巡る議会とホワイトハウスの協議は行き詰まったままで、この先所得の伸びに影響する可能性もあるが、一段の雇用回復やなお高水準にある貯蓄率が10-12月(第4四半期)も消費を下支えしそうだ。

  統計発表によれば、トランプ大統領が8月初めに署名した失業保険給付上乗せ延長の大統領令も個人所得の増加に寄与した。

  貯蓄率は5カ月連続での低下となったが、なお14.3%と高水準。失業率が半世紀ぶりの低水準だった2月の貯蓄率は8.3%だった。 

  賃金・給与は前月比0.8%増えた。

  インフレ調整後の実質PCEは1.2%増加。8月は0.7%増だった。自動車などの耐久財への実質支出は2.9%増。サービス支出は0.8%増えた。

  金融当局が公式にインフレ目標の基準としているPCE総合価格指数は前月比0.2%上昇、前年比では1.4%上昇した。食品とエネルギーを除くコア価格指数は前年比で1.5%上昇で、伸びは市場予想を下回った。金融当局者らは、基調的な物価動向をより適切に示す指標としてコア指数に注目している。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:U.S. Personal Income, Spending Increase by More Than Forecast(抜粋)

(統計の詳細を追加し、更新します)
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