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ファイザーとアストラゼネカのワクチン候補、英国で迅速審査-関係者

  • 英医薬品規制当局がワクチン候補の逐次審査を開始
  • 英国は欧州の他国に先駆けてワクチン使用の承認も

英国の医薬品規制当局は、米ファイザーと英アストラゼネカが開発する新型コロナウイルス感染症(COVID19)ワクチン候補について迅速審査を開始した。英国は有効性と安全性が十分に証明されたワクチンを、可及的速やかに承認する態勢に入った。

  事情に詳しい関係者によれば、英医薬品・医療製品規制庁(MHRA)はファイザーのワクチン候補について「逐次審査」をここ数週間に開始した。公表されていない内容だとして同関係者は匿名を条件に述べた。

  MHRAはアストラゼネカと英オックスフォード大学が共同開発するワクチン候補についても迅速審査を行っているという。アストラゼネカの広報担当者が確認した。

  逐次審査は当局がリアルタイムで治験データを評価できる仕組みで、進行中の治験や医薬品の製造工程について企業側との協議によって承認に要する時間を短縮できる。公衆衛生にとって必要な医薬品やワクチンを素早く入手可能にするためのアプローチとして位置づけられている。

  英国政府は欧州連合(EU)に先駆けてワクチンを承認する可能性を示唆している。離脱移行期間が終了する今年末まで英国は欧州医薬品庁(EMA)の承認過程に従う必要があるが、英政府はやむを得ない事情があると判断される場合、EMAの判断を待たずに未承認のワクチンに暫定的な使用許可を付与することを検討する方針を示している。

  ファイザーはコメントを控えた。MHRAは商業的な機密があるとして逐次審査に関してコメントできないとした。

原題:Pfizer, Astra Vaccines Said to Be in Accelerated U.K. Review (1)(抜粋)

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