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ユーロ圏7-9月GDPは12.7%増、コロナ感染再拡大による失速前

  • フランスやスペインは2桁の伸び、ドイツは8.2%増
  • 感染再拡大に伴う再度の制限措置で景気後退へ逆戻りのリスク

ユーロ圏経済の7-9月(第3四半期)は新型コロナウイルスの流行による打撃から大幅に回復し、過去最高の成長率を記録した。だが現在は新型コロナ感染が再拡大し、域内の各国政府が経済活動に再度制限措置を講じているため景気回復は失速しつつある。

  欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が30日発表したユーロ圏の7-9月域内総生産(GDP)は前期比12.7%増。エコノミストは9.6%増を予想していた。フランス、イタリア、スペインのGDPはいずれも2桁台の成長率を記録。ドイツは8.2%増だった。

  最近の指標は見通しの大幅な悪化を示唆しており、ユーロ圏経済がリセッション(景気後退)に逆戻りするリスクも浮上している。欧州中央銀行(ECB)はリスクの高まりを認め、ラガルド総裁は29日、政策委員会が12月に新たな金融緩和パッケージで合意することは「ほぼ疑いない」と言明した。

  30日発表された10月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)は前年同月比0.3%低下。コアCPIは前月と同じく過去最低の0.2%上昇にとどまった。

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原題:Euro-Area Growth Surged by Record Before New Setback: GDP Update(抜粋)

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