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中国の次期5カ年計画、自前の核心技術開発を重視-外国から調達困難

  • 次期5カ年計画で経済の自立強化目指す-デカップリングは非現実的
  • 数値目標と具体的な指標は今後提出-発改委の寧吉喆副主任

中国政府高官や共産党幹部は30日、次期5カ年計画(2021-25年)で経済の自立強化を目指すことについて、核心技術の調達でどこかに頼ることはできず、自前の技術を構築する必要があると述べた。

  共産党は26日から北京で開いていた重要会議、第19期中央委員会第5回総会(5中総会)で、次期5カ年計画などの基本方針を採択し、29日に閉幕した。

中国は質の高い発展重視、技術強国目指す-次期5カ年計画

  王志剛科学技術相は北京で開いた記者会見で、「技術向上を達成するため中国は世界をさらに必要とし、世界も中国をますます必要としている」と主張。「われわれは核心技術をどこかに求めたり、他から購入したりすることができず、独自にイノベーションを進め、自らうまく遂行する能力を高める」方針だと述べた。

  共産党当局者は米中のデカップリング(切り離し)に関する見通しを退け、中国は引き続き対外開放を続けると説明した。

  党中央委員会の韓文秀氏は記者会見で、「完全なデカップリングは現実的ではなく、中国と米国、世界全体にとって良くない」と述べた。

  5中総会後のコミュニケでは、次期5カ年計画に関する成長率目標への具体的な言及はなかったが、国家発展改革委員会(発改委)の寧吉喆副主任は「提案で定められた全般的な方向性と戦略を踏まえ、適度な経済成長と着実な質の改善を促すため、入念な試算と計算の後にそれに付随した数値目標と具体的な指標をわれわれが提出することになる」と語った。

原題:China Focuses on Building Own Core Tech as U.S. Curbs Supply (1)(抜粋)

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