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パナソニック株急騰、新型電池生産でテスラから要請-事業黒字化も

  • 一時8.8%高、3月25日以来7カ月ぶりの日中上昇率
  • 7-9月の営業利益は929億円と市場予想の2.7倍に

パナソニック株が急騰。最高財務責任者(CFO)が29日夕の決算会見で、米テスラが自社開発する新型リチウムイオン電池「4680」について、同社側から協力要請を受けていることを明らかにした。テスラ事業の通期黒字化期待もある。

  30日の取引で株価は一時前日比8.8%高の995.8円を付け、3月25日(15%)以来約7カ月ぶりの日中上昇率となった。

  梅田博和CFOは「テスラからの強い要請もある。私どもの目指す姿も一致している」と述べ、新型電池の開発に着手したことを明かした。

  また、テスラと共同運営する米国の円筒形リチウムイオン電池工場「ギガファクトリー」事業は今期(2021年3月期)の黒字化が視野に入っており、今後2-3年で5%程度の利益率の確保を目指す方針も示した。

  パナソニックが29日発表した7-9月期決算は、営業利益が929億円と市場予想(345億円)を大幅に上回った。テスラ事業を含む車載事業の調整後営業利益は98億円だった。

  SMBC日興証券の桂竜輔アナリストは29日付のリポートで、7-9月期の営業利益は市場予想を大きく上回り、「ポジティブな印象」とした。家電や車載事業が増益トレンドに変わり、減収でも増益を果たしたことを評価した。

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