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【債券週間展望】長期金利に上昇圧力、米大統領選後の米債安に警戒

11月第1週(2日-6日)の債券市場では長期金利に上昇圧力がかかると予想されている。米大統領選挙・米議会選挙での野党・民主党の勝利で米国債が売られ、日本国債に売りが波及すると警戒する見方が背景にある。

市場参加者の見方

◎岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 米大統領選挙の結果が判明する予定で、結果次第で国内債券相場も値動きが大きくなる可能性
  • 国債増発への警戒感から米10年債利回りが上昇すれば、国内でも国債利回りに上昇圧力となろう
  • 国内投資家の資金余剰感は強く、利回りが上昇すれば押し目買いに動く投資家が多いだろう
  • 長期金利の予想レンジはゼロ%~0.05%

◎野村証券の中島武信チーフ金利ストラテジスト

  • 米大統領選挙と上下両院選挙で民主党が勝利して米長期金利が上昇しても、日本の長期金利はせいぜい現在の0.03%から0.07%に上昇する程度だろう
  • 結果判明が遅れる場合も、米連邦準備制度理事会(FRB)はマイナス金利導入に否定的で利下げ期待が高まりにくいため、金利低下余地は限定的
  • 10年債入札は米大統領選の結果が判明するタイミングで行われるので、やりにくい面も
  • 長期金利の予想レンジは0.01%~0.05%

国債入札予定

対象発行予定額
  4日10年利付国債2.6兆円
  6日10年物価連動国債2000億円

主な材料

  • 3日:米大統領選挙・議会選挙
  • 4日:9月16、17日の金融政策決定会合の議事要旨
  • 4日:米連邦公開市場委員会(FOMC、~5日)
  • 5日:英中銀が政策金利を発表し、ベイリー総裁が会見
  • 6日:10月の米雇用統計
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