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ロシア、国産コロナワクチンで量産に問題-接種ペースが鈍化

  • モスクワでの「スプートニクV」接種件数はピーク時から20-25%減
  • 「一部の問題は必要な装置の有無に関係」-プーチン大統領

ロシアのプーチン大統領は29日、新型コロナウイルス感染症(COVID19)の国産ワクチンについて、量産体制に問題が生じていると明らかにした。モスクワでの接種ペースは鈍化している。

  プーチン大統領はVTBキャピタル主催のフォーラムで「当面の唯一の課題は求められる生産量をいかに確保するかだ」とした上で、「一部の問題は必要な装置の有無に関係している」と語った。

  モスクワの国立ガマレヤ疫学・微生物学研究所とロシア直接投資基金(RDIF)が開発したワクチン「スプートニクV」は既にフロントラインワーカー(最前線で働く人々)の感染予防に使用されているが、量産で支障が出た。ただプーチン大統領は年内に一般市民への接種が始まる可能性があると説明した。

  事情に詳しい関係者によると、モスクワでのスプートニクV接種件数はピーク時の1日当たり1000件から20-25%減少している。

  ロイター通信はロシア当局がスプートニクVの臨床試験で新たな被験者への接種を停止したと先に報じた。モスクワでの臨床試験実施を支援している団体クロカス・メディカルの匿名の担当者を引用した。

  ただRDIFが配布した資料によると、クロカス・メディカルのアレクセイ・ブチリン氏は試験中断を否定し、ワクチンの供給量は十分にあると述べた。ロシア保健省も第3相試験は継続中だと説明している。

原題:
Putin Says Russia Faces Vaccine Production Woes as Rollout Slows(抜粋)

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