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日本株大幅続落、米大統領選直前でポジション調整-欧米コロナ警戒も

更新日時
  • NY市で新型コロナ陽性率上昇、全米死者2月までに40万人の予測
  • 1ドル=104円10銭台まで円高進行、オリランドなどには失望売り
Pedestrians reflected in an electronic stock board outside a securities firm in Tokyo, Japan, on Thursday, Oct. 29, 2020.
Pedestrians reflected in an electronic stock board outside a securities firm in Tokyo, Japan, on Thursday, Oct. 29, 2020. Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg
Pedestrians reflected in an electronic stock board outside a securities firm in Tokyo, Japan, on Thursday, Oct. 29, 2020.
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

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30日の東京株式相場は大幅続落。TOPIX(東証株価指数)は2%近く値下がりした。米大統領選を来週に控えて投資家はこれまで織り込んできたバイデン氏勝利で上院下院とも民主党が制覇するシナリオを再評価し、ポジションを調整している。欧米での新型コロナの再拡大に対する警戒も根強い。

  • TOPIXの終値は31.60ポイント(2%)安の1579.33
  • 日経平均株価は354円81銭(1.5%)安の2万2977円13銭

〈きょうのポイント〉

  • NY市で新型コロナ陽性率上昇、全米死者2月までに40万人の予測
  • ドル・円相場は1ドル=104円10銭台まで急速に円高ドル売りが進む
  • MSCIアジア太平洋指数が下げ幅拡大、一時1%安

  指数は午後に一段と下落した。みずほ証券株式会社の小林俊介チーフエコノミストは欧米での感染第2波への警戒だけでなく、「米大統領選直前となり、すぐに決着しないリスクが高まってる」とみる。市場はバイデン氏が勝利し議会も民主党が制するとのシナリオを織り込んできたが、バイデン氏が勝利した場合の規制などに目を向けているという。小林氏はそれまでの値決めが正しかったのか見直して「ポジションを調整している」と話した。

  日経平均VIは30ポイントを超え、6月以来の水準まで上昇。小林氏は、日本株も米大統領選挙を通過するまではポジションを取りにくく下落方向に推移する可能性があるという。半面、日本株の場合は引き続き下値で日銀のETF買いが支えとなることと、欧米ほど感染が再拡大していないことから、「米国株ほど荒い値動きにはならないだろう」と話していた。

  • 東証33業種は全業種が下落
午後に一段と下落
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