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アマゾン、年末商戦に強気-10~12月売上高見通しは予想上回る

更新日時
  • 7-9月配送費の増加率は57%、売上高の37%の伸び大きく上回った
  • クラウド部門アマゾン・ウェブ・サービスの収入は29%増
Inside An Amazon Inc. Fulfilment Center On Prime Day
Photographer: Krisztian Bocsi/Bloomberg
Inside An Amazon Inc. Fulfilment Center On Prime Day
Photographer: Krisztian Bocsi/Bloomberg

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アマゾン・ドット・コムは10-12月(第4四半期)に大幅増収を見込んでおり、同社が示した売上高見通しはアナリスト予想を上回った。新型コロナウイルスの感染拡大期にオンライン販売が急増した流れが、ホリデーシーズンも続くと見込んでいることを示唆するものだ。

  29日の発表資料によると、10-12月期の売上高は1120億ー1210億ドル(約11兆7200億ー12兆6600億円)の見通し。ブルームバーグ集計データによると、アナリスト予想平均は1125億ドルだった。営業利益については10億ー45億ドルを見込んでいる。これは、アナリスト予想平均の59億5000万ドルを下回る。

  新型コロナウイルス流行で実店舗が敬遠され、エレクトロニクス製品から食料品までさまざまな製品をオンラインで買う傾向が強まる中で、アマゾンの業績は好調だ。需要急増に伴う配送拠点増設への巨額投資に加え、17万5000人の採用や従業員の安全確保に向けた経費増加にもかかわらず、4-6月(第2四半期)には売上高と利益で共に過去最高を記録し、投資家を安心させた。

  アマゾンによると、10-12月期には新型コロナ関連で40億ドル計上を想定している。これは7-9月(第3四半期)について予想していた規模の2倍。一方、7-9月の配送費は151億ドルで、57%増加。売上高の37%の伸びを大きく上回った。

  同社は従業員数が100万人の大台を突破したことも明らかにした。フルタイムとパートタイムを合わせた従業員数は9月末時点で112万5300人となり、前年同期比で50%増加した。

  ジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)は発表資料で、「ホリデー向けギフトを早めに購入する買い物客がこれまでにないほど多い。空前のホリデーシーズンになることを示す兆候の1つだ」と指摘した。

  同社が発表した7-9月の売上高は961億ドルと、前年同期の約700億ドルから増加。純利益は1株当たり12.37ドルだった。アナリスト予想はそれぞれ927億ドル、7.55ドルだった。

  ここ数年に同社の営業利益の大半を稼いできたクラウド部門アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)の収入は、29%増の116億ドルだった。

  発表を受け、同社の株価は時間外取引で一時約1%下落した。

原題:Amazon Projects Strong Holiday Sales That Top Estimates (1)
(抜粋)

(3段落目以降に決算の詳細やCEOコメントを追加して更新します)
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