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きょうの国内市況(10月29 日):株式、債券、為替市場

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●日本株4日続落、欧米株安とコロナ警戒重し、日銀経済見通しは安心感

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  東京株式相場は小幅安で、7月末以来の4日続落となった。欧米で新たに講じられる新型コロナ対策による世界景気への悪影響が警戒された。日銀の展望リポートで来年度以降の経済見通しが上方修正されたことやソニーなど好決算銘柄が指数を支え、TOPIX(東証株価指数)は上昇する場面もあった。

  • TOPIXの終値は1.62ポイント(0.1%)安の1610.93
  • 日経平均株価は86円57銭(0.4%)安の2万3331円94銭

  りそなアセットマネジメントの下出衛チーフストラテジストは「相対的には底堅い。これまで海外投資家は売り続けていたので売る人がいない」と述べた。さらに米株に比べると日本株は出遅れていたため調整する余地が小さいと言う。  

  • 東証33業種では化学、サービス、陸運、情報・通信が下落
  • 電機、輸送用機器、医薬品、不動産、銀行は上昇

●超長期債が上昇、世界経済の不透明感で買い-日銀政策は据え置き

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  債券市場では超長期債が上昇した。欧米での新型コロナウイルス感染の再拡大で世界経済の先行き不透明感が強まり、買い圧力が掛かった。一方、日本銀行はこの日の金融政策決定会合で政策の現状維持を決めたが、事前予想通りだったとして相場の反応は限られた。

  • 新発20年債利回りは前日比0.5ベーシスポイント(bp)低い0.40%
  • 新発30年債利回りは一時1bp低い0.62%
  • 新発10年債利回りは0.5bp高い0.025%
  • 長期国債先物12月物の終値は8銭安の152円2銭。横ばいで寄り付いた後は下げに転じ、一時152円00銭まで下落

SBI証券の道家映二チーフ債券ストラテジスト

  • 欧米の新型コロナ感染拡大を背景に世界経済の下振れリスクが高くなっている
  • 日本株の上値が重い状況で、消去法的に投資資金が円債に向きやすく、相対的に利回りの高い超長期債を買い増している感ある
  • 一方、先物ゾーンの弱さはフラットニング(利回り曲線平たん化)のポジション構築の動きが背景にあると思われる

日銀会合

  • 金融政策は現行の長短金利操作と資産買い入れ方針を継続
  • 経済・物価情勢の展望(展望リポート)2020年度の経済成長率と消費者物価の見通しを下方修正
  • SBI証の道家氏
    • 日銀単体で動くよりは財政政策とセットで対応するということだろう
    • 政府が補正予算を閣議決定するタイミングで何らかの対応をするかどうか

●ドル・円小幅高、リスク回避の流れ一服-日銀金融政策への反応限定的

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  東京外国為替市場のドル・円相場は小幅に上昇。米欧での新型コロナウイルス感染拡大や米大統領選を意識したリスク回避の流れが米株価指数先物の上昇を受けて一服、米長期金利の上昇が相場の支えとなった。日本銀行が金融緩和策の現状維持を決めた後の値動きは限定的だった。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時33分現在、前日比0.1%高の1ドル=104円39銭。ここまでの取引では104円28銭を安値に一時104円50銭まで上昇
  • ドルと円は主要10通貨のほとんどに対して下落

IG証券の石川順一シニアFXストラテジスト

  • 米株先物が上昇に転じるなどリスク回避の株安が一服し、ドルと円はともに売られやすい。ドル・円は節目の104円ちょうど近くまで下げてきたこともあり、円売りがやや優勢
  • ただ、足元では新型コロナが米欧で猛威を振るっているため、投資家のセンチメントが悪化しており、リスク回避の流れがこれで済むかは不透明だ
  • 日銀の政策据え置きは市場予想通りである上、足元では市場の関心事になっていないため、相場への影響は微々たるものにとどまっている
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