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ANZ銀の9月通期利益42%減、コロナ不況で貸倒費用膨らむ-減配

  • 27億4000万豪ドルに上る貸倒引当金が利益の主な圧迫要因
  • (感染拡大など)影響に対処できると引き続き確信しているとCEO

オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)が29日発表した通期決算では、過去10年余りで最も利益が減少した。新型コロナウイルス感染拡大に伴うリセッション(景気後退)の影響で貸倒費用が膨らんだ。

  発表資料によると、2020年9月通期の継続事業利益は42%減の37億6000万豪ドル(約2772億円)。アナリスト予想の37億9000万豪ドルとほぼ一致した。

  消費者と企業がリセッションで打撃を受ける中で、27億4000万豪ドルに上る貸倒引当金が利益の主な圧迫要因となった。顧客への払い戻しとソフトウエアおよび太平洋部門の評価減に伴う5億2800万豪ドルの費用計上(開示済み)も決算に反映された。

  ANZは期末配当を0.35豪ドルとする。年間配当は0.60豪ドルと、昨年の1.60豪ドルから減配となる。

  決算の詳細はこちらをクリックしてください。

  シャイン・エリオット最高経営責任者(CEO)は発表資料で、「2020年度がオーストラリアの壊滅的な森林火災で始まり、今も続く新型コロナ感染拡大の波に見舞われる1年になるとは決して予測できなかっただろう。今後の経過はまだ見通せないが、その影響に対処できると引き続き確信している」と説明した。

Warning Sign

ANZ's bad-debt provision rises to most since the global financial crisis

Source: Company filings

原題:
ANZ Bank Profit Slumps 42% as Bad Debts Surge; Dividend Cut (1)(抜粋)

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