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コロナ感染拡大で大統領選や決算の影響が薄れる-急落の米国株市場

  • 感染状況悪化の中、S&P500種は6月以来の大幅安-VIX急上昇
  • コロナはいくつかの側面で金融当局よりも重視-ファンドストラット

米大統領選挙は何カ月にもわたり市場を神経質にさせてきたが、投票日まであと数日となった現在、今年の別の大きな話題が投資家センチメントを再び支配した。

  新型コロナウイルス感染者数の急増とそれに伴う経済成長の落ち込み懸念を受け、S&P500種株価指数は28日、6月以来の最大の下落率を記録した。投資家は景気敏感株を処分売り。航空会社株の指数は6%強下落し、飲食店株の指標は3.6%値下がりした。S&P500種の予想変動率を示すシカゴ・オプション取引所 (CBOE)ボラティリティー指数は4カ月ぶりの高水準に達した。円は上昇した。

  春に北東部での感染が流行して悲劇的状況に陥った事態を大部分回避できるとの期待は残っている。だが、感染が深刻な地域で政府が行動制限を再導入せざるを得なくなる兆候は強まっており、夏に株価を押し上げた景気の持ち直しを脅かしている。こうした懸念を受けて、アナリストは投資判断を裏付けるために医療の統計やウイルス学専門家の意見に再び注目している。

  ファンドストラット・グローバル・アドバイザーズの共同創業者兼調査責任者トム・リー氏は「新型コロナウイルス感染症(COVID19)はマクロ分析で最も重要な話だ」と述べ、いくつかの側面では「米金融当局よりも重要だ」と指摘。感染者数の急増と追加経済対策の遅れが市場に大きな影響を与えていると付け加えた。

より重視されているのは

  もちろん、大統領選挙を数日後に控える市場はいつもならこのような状況にはならない。投資家は通常、候補者のどの政策がポートフォリオに最適かという分析に集中する。相次ぎ発表される企業決算は重要ではあるものの、それより重視されているのはウイルス感染が経済活動を鈍化させるかどうかだ。

  そのため、ウォール街は疫学チャートとリアルタイムの経済シグナルに注目。アナリストやマネーマネジャーらはCOVID19の再生産率から飲食店予約数などあらゆる数値の追跡に何日も費やしている。

S&P 500 falters amid rising Covid case counts in the U.S.
S&P 500 is on pace for worst week since March crash
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原題:
Virus Threat Overshadows Election, Earnings in Market Selloff(抜粋)

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