コンテンツにスキップする

ブラジル中銀、政策金利2%に据え置き-当面は利上げないと示唆

更新日時
  • 金利据え置きは2会合連続、エコノミスト37人全員の予想通り
  • 「長期のインフレ期待は依然としてかなり安定している」と中銀

ブラジル中央銀行は28日、政策金利を過去最低の2%に据え置くとともに、予見可能な将来について金利を据え置く方針を確認した。ただインフレや過剰な財政支出を巡る懸念は広がっている。

  金利据え置きは2会合連続。ブルームバーグの調査では、エコノミスト37人全員が据え置きを予想していた。中銀は政策金利を計4.5ポイント引き下げた後、9月に金融緩和サイクルを停止した。

  中銀政策委員会は声明で、インフレ期待は目標を「大きく下回って」おり、低い政策金利に関するフォワードガイダンスの条件は引き続き維持されていると指摘。「現行の財政政策は変更されておらず、長期のインフレ期待は依然としてかなり安定している」と説明した。

  中銀はインフレ期待が目標を下回っている限り政策金利を過去最低水準に維持する方針を示唆した8月にフォワードガイダンスを導入した。ただ市場では、1月にも利上げ局面が始まるとの見方から、利回り曲線はスティープ化している。来年にどの程度の財政刺激策が維持されるかや、政府がそれをどう負担するかを巡る不透明感が国内金融市場で大きな懸念材料になってきている。

原題:Brazil Holds Key Rate And Signals No Increase on Horizon (1)
(抜粋)

(中銀政策委員会の声明などを追加して更新します)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE