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UPS株が3月以来の大幅安、費用増が利益を圧迫する見通し

28日の米株式市場で米宅配大手ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)の株価が急落。一時は前日比7.4%安と、新型コロナウイルス流行初期以来の大幅安となった。コスト増に注目が集まり、7-9月(第3四半期)に売上高が急増したことはあまり材料視されなかった。

  UPSは7-9月決算の発表に併せ、10-12月(第4四半期)の利益率が圧迫されるとの見通しを明らかにした。配送の迅速化に向けた投資加速とピーク時の配送処理費用の増加が理由。福利厚生やインセンティブ報酬などに関連し追加で3億ドル以上の費用負担が生じることも明らかにした。

  7-9月の米国部門の調整後営業利益率は8.6%と、前年同期の約11%から低下した。UPSのキャロル・トーム最高経営責任者(CEO)は28日の電話会議で、同部門の利益率が改善するのは来年になるとの見通しを示した。

  7-9月の利益と売上高は主に国際部門と貨物部門がけん引し、市場予想を上回った。調整後1株利益は2.28ドルに増加。ブルームバーグがまとめたアナリスト予想は1.90ドルだった。売上高は16%増の212億ドル(約2兆2100億円)と、市場予想を10億ドル近く上回った。

原題:UPS Sinks Most Since March as Cost Creep Squeezes Profit Margins(抜粋)

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