コンテンツにスキップする

【新型コロナ】リジェネロン抗体療法治験で症状改善、韓国で感染増加

更新日時
  • シンガポールと香港の隔離措置なしの往来、11月にも開始か
  • ボーイング、来年末まで7000人追加削減へ-計3万人の人員減見込む

1日を始める前に押さえておきたい世界のニュースを毎朝お届け。ブルームバーグのニュースレターへの登録はこちら。

欧州各国が再び猛威を振るう新型コロナウイルスの抑制に動く中、独仏両国は28日、一段と厳しい制限措置を少なくとも1カ月間導入すると発表した。スペインとイタリア、英国、ギリシャ、ポルトガルで新規感染者が過去最多を更新した。

独仏が制限措置を一段と強化、コロナ拡大で最低1カ月間導入へ

  28日のS&P500種株価指数は4カ月ぶりの大幅安で引けた。各国の制限措置強化と新型コロナ感染の再拡大により、コロナが経済に及ぼす打撃を巡る懸念が強まった。

【米国市況】株が6月以来の大幅安-逃避需要でドル上昇、円堅調

  アジアでは、シンガポールと香港がそれぞれの住民の隔離措置なしでの往来を可能とする「トラベルバブル」を早ければ11月に開始する。シンガポール紙ビジネス・タイムズが報じた。韓国の29日午前0時までの24時間の新規感染者が125人と、6日間で最多となった。

  米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長は、米国での新型コロナワクチン実用化は最も早くて来年1月になるとの見通しを示した。医学誌ジャーナル・オブ・アメリカン・メディカル・アソシエーション(JAMA)とのオンライン討論で語った。

  同所長は現在進行中のワクチン治験について、感染予防が可能かどうかの判断に十分な感染者数に到達するのは12月になると発言。その後、独立監視委員会がデータを分析し、緊急使用許可(EUA)を申請するのに十分な安全性と有効性の証拠があるかを判断すると説明し、EUAの承認は1月かそれ以降になる可能性があるが分からないと述べた。

  リジェネロン・ファーマシューティカルズの抗体カクテル療法に関する後期治験で、ウイルス量が減少したほか、追加的な医療の必要性が低下したことが明らかになった。

  米ボーイングは来年末までに追加で7000人を削減すると発表した。新型コロナのまん延や長引く737MAXの運航停止が財務を圧迫している。

ボーイング、来年末まで7000人追加削減へ-計3万人の人員減見込む

  米ギリアド・サイエンシズが28日発表した7-9月(第3四半期)決算では、新型コロナ感染症(COVID19)治療薬「ベクルリー」(一般名レムデシビル)の売上高は8億7300万ドル(約910億円)となり、アナリスト予想を上回った。

ギリアドの7-9月期、レムデシビル売上高が市場予想上回る

  スイスも新たな制限措置を導入。ナイトクラブの休業やバー・レストランの午後11時以降の営業停止を発表した。

  米ジョンズ・ホプキンス大学のデータによると、世界のコロナ感染者数は4430万人を超え、死者数は117万人を上回った。

原題:Europe Clamps Down; South Korean Cases on the Rise: Virus Update(抜粋)

(韓国やリジェネロンの情報などを追加して更新します)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE