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トランプ氏、フラッキングの大統領令検討-オハイオ州で支持獲得狙い

トランプ米大統領は民主党の大統領選候補バイデン前副大統領のエネルギー政策スタンスを批判し、フラッキング(水圧破砕法)に関する大統領令を検討している。

  事情に詳しい複数の関係者によれば、トランプ大統領はエネルギー政策に関するバイデン氏の発言が一貫性を欠くと指摘し、天然ガス開発を主要産業とする激戦州ペンシルベニア州やオハイオ州で有権者の支持獲得を目指す。

  非公開情報だとして関係者が匿名を条件に語ったところによると、大統領令は米政府機関にフラッキングの経済的影響の分析を要請するとともに、フラッキングの拡大余地の評価も求める内容。

  ホワイトハウスのディア報道官は大統領令についてコメントを控えた上で、「トランプ大統領は就任以来、米国がエネルギー自給国となるに至ったあらゆる形態の国内エネルギー生産を優先してきた」と述べた。

  大統領令発令の可能性は米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が先に報じた。フラッキングは2020年大統領選で激しい議論を巻き起こす問題に浮上している。トランプ大統領はバイデン氏がフラッキング技術の禁止を求めていると主張しているが、バイデン氏は逆の立場を示している。

  バイデン氏は3月に行われた民主党大統領候補討論会でフラッキングを禁止すると述べたが、同氏の陣営は翌日、連邦政府所有地での禁止に言及しただけだと説明。バイデン氏はそれ以来、全国的なフラッキング禁止を支持しない考えを表明している。

原題:
Trump Considers Fracking Order as He Woos Ohio: Campaign Update(抜粋)

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