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南ア政府と世銀、4月開始の融資交渉が行き詰まり-関係者

  • 国営企業救済に使われることは望まず-世銀が南ア政府に伝える
  • 賃金引き下げなどの条件は求めていない-世銀報道官

世界銀行の当局者は南アフリカ共和国政府に対し、融資を確保するには賃金の引き下げが必要であり、支払い不能に陥った国営企業の救済に融資資金が使われることは望まないと伝えた。事情に詳しい関係者1人が明らかにした。

  協議の内容は非公開だとして匿名を条件に語った同関係者によると、これらの要求により4月に開始された融資交渉が暗礁に乗り上げている。南ア財務省国庫局のドンド・モガジャネ局長は6月、世銀に最大20億ドル(約2090億円)の融資を要請すると表明していたが、ラマポーザ大統領はその後、世銀が同国向けに配分可能な額は9億ドルだと述べた。

  世銀の報道官は、賃金引き下げや国営企業支援を巡る条件を課すことを求めていないとしたほか、20億ドルという金額は正確ではないと説明。さらに、世銀は南アに対し他の融資を今年は行っていないと述べた。南ア政府は今年に入り、世銀からの新型コロナウイルス関連支援で5000万ドル相当を見込んでいると明らかにしていた。南ア財務省にコメントを求めたが返答はなかった。

南ア財務省、今年度予算から約380億円を捻出へ-コロナ給付金延長で

原題:World Bank Loan Talks With South Africa Said to Stall (Correct)(抜粋)

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